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Boole

Boole[expr]

expr がTrueのときは1を，Falseのときは0を返す．

詳細

Booleは，アイバーソン(Iverson)の記法，指示関数，特性関数としても知られている．
Booleは，通常，述語の論理結合で与えられた領域上の積分と総和を表すために使われる．また，統計におけるカテゴリ変数のダミー変数符号化としても使われる．
Boole[expr]は，expr がTrueでもFalseでもないときは変化しない．
Boole[expr]はIf[expr,1,0]と実質的に等しい．
BooleはListableである．
Integrate[f Boole[pred],…]は，pred がTrueである領域で f を積分するのに使うことができる．

例題

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例 (3)

真理値のリストを整数に変換する：

不等式で定義される円板の面積を求める：

アプリケーション (4)

不等式で定義された範囲の面積を求める：

その範囲をプロットする：

不等式で定義された立体の体積を求める：

その立体をプロットする：

パラメータ半径の円と正方形の共通部分の面積を求める：

プロットのため，True,False値表を1,0に変換する：

特性と関係 (7)

ブール(Boole)値の逆：

PiecewiseExpandを使ってBooleをPiecewiseに変換する：

条件についての論理操作とBooleに対する算術操作の対応：

Refine，Simplify，FullSimplifyを使ってBooleを含む式を変換する：

Booleを含む方程式を簡約し，Booleを含む関数を最適化する：

積分問題でBooleを特性関数として使う：

Booleは，場合によっては，DifferenceRootとして表すことができる：

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