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Delete

Delete[expr,n]

式 expr における位置 n の要素を削除する．n が負の場合，この位置は末尾から数えられる．

Delete[expr,{i,j,…}]

{i,j,…}の位置にある部分を削除する．

Delete[expr,{{i₁,j₁,…},{i₂,j₂,…},…}]

複数の位置にある部分を削除する．

式に適用可能なDeleteの演算子形を表す．

詳細

式における特定の要素の頭部を削除することは，式のこの点にFlattenAtを適用することと同じである． »
式全体の頭部を削除する場合，この頭部は列Sequenceとなる． »
式全体を削除すると結果としてSequence[]が返される．
DeleteはSparseArrayオブジェクトに作用する．
Deleteを連想に適用すると，指定されたキーを持つ要素が削除される．
Delete[pos][expr]はDelete[expr,pos]に等しい．

例題

すべて開くすべて閉じる

例 (5)

位置3の要素を削除する：

末尾から2番目の位置のものを削除する：

位置1と3のものを削除する：

二次元配列から削除する：

Associationから削除する：

一般化と拡張 (3)

任意の頭部の式から削除する：

任意の式の任意の位置を削除する：

引数の中に繋ぎ合せるように頭部を削除する：

特性と関係 (2)

式全体から頭部を削除するとSequenceオブジェクトが返される：

位置の空リストを削除しても式は変わらない：

位置{}を削除すると式全体が削除される：

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