EdgeLabels
Graphおよび関連関数のオプションかつ注釈で,辺に使うラベルおよびラベル位置を指定する.
詳細
- 使用可能なオプション設定
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None 辺のラベルは使わない "Index" 辺の指標をラベルとして使う "Name" 辺の名前をラベルとして使う "EdgeWeight" 辺の重みをラベルとして使う "EdgeTag" 辺のタグをラベルとして使う {vivj->lblij,…} 辺 vivjに lblijというラベルを付ける等 {pattilbli,…} パターン pattiと一致する辺に lbliを使う - ラッパーLabeled[vivj,lbl]はAnnotation[vivj,EdgeLabels->lbl]に等しく,Graph等の関数でグラフを作成する際に使うことができる.
- Labeled[vivj,lbl,pos]とPlaced[lbl,pos]を使い,辺に沿ってラベルを付けることができる.
- 次の位置 pos は辺のラベル位置を決める際にLabeledとPlacedに使うことができる.
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Tooltip, StatusArea マウスオーバーの際にツールチップとしてあるいは状態エリアに示す "Start","Middle","End" 辺の始点,中間あるいは終点にラベルを付ける {Left,pos},{Right,pos} ラベルを辺の上で記号位置の左あるいは右に置く {s,{lx,ly}} 辺に沿ったのスケールされた位置 s にあるラベルの中のスケールされた位置{lx,ly} - 辺に沿ってスケールされた位置 は全体の長さとの割合で表示される.例えば,のときは辺のラベルが線分の半分のところに置かれる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (14)
ラベル指定 (10)
EdgeLabelsは一般的なグラフに使うことができる:
Annotationラッパーの中でEdgeLabelsを使う:
あるいは,Labeledラッパーを使う:
EdgeLabelsはパターンに使うことができる:
ラベルの置き方 (4)
Placedを記号位置とともに使って辺に沿ったラベルの置き方を制御する:
Placedをラッパーの中で使って複数のラベルを置く:
EdgeLabelsを使って複数のラベルを置く:
TooltipとStatusAreaからの値で自動的にラベルを付ける:
考えられる問題 (1)
Ruleを使って辺を示すことはうまくいかない:
テキスト
Wolfram Research (2010), EdgeLabels, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/EdgeLabels.html (2020年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2010. "EdgeLabels." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/EdgeLabels.html.
APA
Wolfram Language. (2010). EdgeLabels. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/EdgeLabels.html