FrameLabel
Graphics,Manipulateおよび関連関数のオプションで,枠の辺に付けられるラベルを指定する.
詳細
- FrameLabel->Noneはラベルを与えない.
- FrameLabel->label は枠の底辺のラベルを指定する.
- FrameLabel->{bottom,left}は,枠の左と下の辺に与えるラベルの指定をする.
- FrameLabel->{{left,right},{bottom,top}}は,枠の各辺に与えるラベルを指定する.
- 任意の式をラベルとして指定することができる.これらは,デフォルトでTraditionalFormで与えられる.任意のテキスト列を"text"として与えることができる. »
- 枠の垂直の辺に与えるラベルは,デフォルトでは垂直に書き出される.RotateLabel->Falseと設定することで,これらを水平に与えることを指定することができる.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (4)
スコープ (3)
ラベルにはデフォルトでTraditionalFormが使われる:
代りにStandardFormを使う:
個別にスタイル付けされたラベルをLabelStyleとともに用いることができる.優先順位は前者の方が高い:
一般化と拡張 (3)
アプリケーション (1)
ColorData画像をラベルとして使う:
特性と関係 (3)
全体的な出力の書式はFormatTypeを使って指定できる:
垂直方向の枠ラベルは,デフォルトでグラフィックス中では回転される:
Manipulateでは,垂直方向の枠ラベルはデフォルトでは回転されない:
RotateLabelを使って垂直ラベルの回転を指定することができる:
テキスト
Wolfram Research (1991), FrameLabel, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FrameLabel.html (2007年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1991. "FrameLabel." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2007. https://reference.wolfram.com/language/ref/FrameLabel.html.
APA
Wolfram Language. (1991). FrameLabel. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FrameLabel.html