IntegerReverse

IntegerReverse[n]

整数 n の各桁の数字が逆向きになった整数を与える．

IntegerReverse[n,b]

整数 n の底 b における表現を，もとの整数について逆に並べたものを返す．

IntegerReverse[n,b,len]

n の左側を長さ len になるまでゼロで充填した後で，各桁の数字が逆向きになった整数を与える．

詳細

  • IntegerReverse[n]は，常に正の整数を返す．
  • IntegerReverse[0,b,len]は，任意の基底 b および数の長さ len について0を返す．

例題

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例  (3)

整数の各桁の数字を逆向きに並べる：

整数の2進法における各桁の数字を逆向きに並べる：

この数が2進法では回文配列になるので，結果は入力と一致する：

左側に0で充填した後で，整数の各桁の数字を逆向きに並べる：

スコープ  (5)

整数の底10の各桁の数字を逆向きに並べる：

整数の各桁の数字を異なる底で逆向きに並べる：

これは，以下の一連の変換に等しい：

整数の左側に0で充填した後で，この整数の各桁の数字を逆向きにする：

混合基底を使って整数の各桁の数字を逆向きに並べる：

これは，以下の一連の変換に等しい：

リスト中の整数の各桁の数字を逆向きにする：

アプリケーション  (2)

角度bnの逆向きの置換を生成する：

ビットの逆向き置換は基底2を使う：

基底3を使う：

逆転は対合的である．したがって，置換はすべて2巡回で形成される：

これらの交換を表す：

次は，基底が b であるvan der Corput列の最初の n 個の数を与える：

10進法によるvan der Corput列の最初の20要素：

バイナリ表現によるvan der Corput列の最初の20要素：

0から1までの区間が漸進的に埋められる様子を示す：

特性と関係  (3)

各桁の数字の反転は，使われている底に大きく依存する：

整数の最終桁が0ではない場合，IntegerReverseはそれ自身の逆になる：

その他の場合は，別の数字が得られる：

2番目の操作に使う桁数を指定して，もとの結果を得る：

整数 n とIntegerReverse[n]を加えると，場合によっては回文型の数が与えられる：

しかし，常にそうなるわけではない：

このアルゴリズムは，十進法のすべての入力に対して，最終的には回文型の数を生成するものと推測される：

このアルゴリズムが成功するかどうかが不明な数もある．その最小のものは196である：

Wolfram Research (2015), IntegerReverse, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/IntegerReverse.html.

テキスト

Wolfram Research (2015), IntegerReverse, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/IntegerReverse.html.

CMS

Wolfram Language. 2015. "IntegerReverse." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/IntegerReverse.html.

APA

Wolfram Language. (2015). IntegerReverse. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/IntegerReverse.html

BibTeX

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BibLaTeX

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