Prime

Prime[n]

n 番目の素数 TemplateBox[{n}, Prime]を与える.

詳細

  • Primeは素数列としても知られている.
  • 記号操作・数値操作の両方に適した数学的整数関数である.
  • TemplateBox[{n}, Prime]は,1より大きくそれ自身より小さい整数では割れない TemplateBox[{{n, -, 1}}, Prime]より大きい最小の正の整数である.最初の素数 TemplateBox[{1}, Prime]は整数2である.
  • のとき と漸近的に等しい.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (3)

番目の素数を計算する:

素数列をプロットする:

InfinityにおけるPrimeの最高次の漸近項を求める:

スコープ  (10)

数値評価  (4)

Primeは正の整数に使うことができる:

大きい数に使う:

Primeは大きい整数に使うことができる:

Primeはリストに縫い込まれる:

記号演算  (6)

TraditionalFormによる表示:

Primeを使って方程式の解の例を求める:

素数を含む総和:

乗積:

Prime数列を求める:

式を簡約する:

Infinityに近付くときの,Primeの最高次の漸近項を求める:

数列とその最高次の漸近項の比は,Infinityに近付くにつれて1に近付く:

アプリケーション  (38)

基本的なアプリケーション  (9)

素数をハイライトする:

放物線篩で素数を可視化する:

最初の5つの素数について,エラストテネス(Eratosthenes)の篩を可視化する:

素数の螺線:

六角形の素数の螺線:

整数 の最小除数対を求める:

整数 の因数分解を求める:

整数 の因数分解ツリーを構築する:

被整除性グラフ:

周期曲線で素数を可視化する.素数は,それ自身と1の線の2本の曲線しか交差していないところである:

素数配列を可視化する:

近似  (3)

TemplateBox[{n}, Prime]で近似する:

Primeを推定値と比較してプロットする:

TemplateBox[{n}, Prime]のチェザロ(Cesàro)近似:

相対誤差は小さい:

が素数のときは1になるアリコット合計 を使って Primeを計算する:

整数論  (14)

10を法とした素数:

を法とした素数:

6を法とした素数の最初の50個をプロットする:

の形の3より大きい最初の100万個の素数の割合:

素数は2と3の例外を除いての形である:

剰余数系を定義する:

2つの数を選び,これらを剰余数系で表す:

剰余数系での乗算と回復:

加算と回復:

ゼータ関数の近似:

ある数が最初の25個の素数と互いに素である確率を計算する:

最初の100個の素数の差:

ジャンピングチャンピオン(連続する素数間で最も頻出する差)を求める:

素因数の合計を計算する:

最初の25個の素数について,素因数の合計をプロットする:

ゴールドバッハ(Goldbach)の予想,つまり となるような素数対(, )を求める:

ゴールドバッハの予想をグラフにする:

素数階乗(階乗と同じような連続する素数の乗算)を n 番目の素数まで計算する:

までの素数階乗と階乗を比較する:

までの階乗と素数階乗の差をプロットする:

チェビシェフ(Chebyshev)のシータ関数をプロットする:

までの素数ベキを計算する:

までのすべての素数ベキを数える:

素数ベキの列をグラフにする:

任意の整数 について である素数 が存在すると考えられる:

上記をある整数範囲について確かめる:

連続する素数 pnpn+1のすべてのペアについて pn+1-pn<1であるとするアンドリカ(Andrica)の予想をプロットする:

pnpn+1が2より大きい連続する素数なら,(pn)2(pn+1)2の間に少なくとも4つの素数が存在するというブロカール(Brocard)の予想をプロットする:

ゴンについての多項式,つまり が素数になるような第2種チェビシェフ多項式をプロットする:

特殊数列  (12)

の形の素数ペアである双子素数を求める:

双子素数をプロットする:

もまた素数なら,素数 はソフィー・ジェルマン(Sophie Germain)素数である:

メルセンヌ(Mersenne)素数を求める:

フェルマ(Fermat)素数(が素数であるようなフェルマ数 )は5つある:

より小さいヴィーフェリッヒ(Wieferich)素数(が割れる素数 )は2つある:

ユークリッド(Euclid)素数を構築する:

完全数を求める:

ピタゴラス素数は2つの数列の合計,つまり素数 として書くことができる:

ラマヌジャン(Ramanujan)素数は,すべてのx Rnについて π(x) - π(x/2) n である最小の数 Rnである:

n 番目のラマヌジャン素数とPrimeの差:

の形の素数,つまりガウス整数の素元:

ガウス素数の配列プロット.ガウス整数 が非零のとき は素数.あるいは,のとき .あるいは のとき ):

エマープ素数は,逆から読んでも素数であるが回文構造ではない素数 である:

. のホーム素数は の素因数を連結して素数になるまで繰り返すことで求まる:

特性と関係  (8)

Primeの従来の数学表記:

Primesはすべての素数の領域を表す:

Primeの定義の最大領域:

Primeのとき と漸近的に等しい:

PrimePiPrimeの逆関数である:

NextPrimeを使って n より大きい次の素数を求める:

PrimeOmegaは素因数を数える:

EulerPhi[n] と互いに素な 以下の数を数える:

考えられる問題  (1)

評価時間は指数的に増加する:

インタラクティブな例題  (2)

因数分解表を可視化する:

素数の極プロット:

おもしろい例題  (6)

Primeの値の差に基づいて彩色されたウラム(Ulam)の螺線:

が素数で割れるときに可視化する.点の各行は水平軸に沿ってラベルがつけられた の除数を表す:

Prime列に基づいて経路を生成する:

より小さい素数を使って生成された有向グラフを使って多面体を構築する:

角形( は素数)を可視化する:

素数集合 を素数で塗り潰す:

Wolfram Research (1988), Prime, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Prime.html (2020年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1988), Prime, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Prime.html (2020年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1988. "Prime." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/Prime.html.

APA

Wolfram Language. (1988). Prime. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Prime.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_prime, author="Wolfram Research", title="{Prime}", year="2020", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/Prime.html}", note=[Accessed: 24-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_prime, organization={Wolfram Research}, title={Prime}, year={2020}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/Prime.html}, note=[Accessed: 24-November-2024 ]}