RadicalBox
RadicalBox[x,n]
低レベルボックス構文で,ノートブック式における表示オブジェクトを表す.
詳細とオプション
- \(…\)の中では,\@x\%n と入力することでRadicalBox[x,n]を作れる.
- ノートブックにおいて,RadicalBoxはまたはを押すことで作成できる.作った後はを押すことで指標部に移動できる.を押すと根号から抜けられる.
- 次は,使用可能なオプションである.
-
BaseStyle {} 使用するスタイル ExponentPosition {0.2,0.1} 根の指数をどこに置くか MultilineFunction Automatic 改行が必要な程長いスクリプトの扱い方 SurdForm False 根がSurd式を表すかどうか - StandardFormおよびInputFormでは,RadicalBox[x,n]はデフォルトで入力時に x^(1/n)として解釈される.
- StandardFormおよびInputFormでSurdFormTrueが設定されていると,RadicalBox[x,n]は入力時にSurd[x,n]として解釈される.
- RadicalBox[x,n]のベースラインは x のベースラインに等しいものとする.
- RadicalBox[x,n]が1行に収まらないときは,x^(1/n)として出力される.
- StandardFormでは,手入力されたRadicalBoxオブジェクトは記述式のまま出力される.根号として見るにはDisplayFormを適用する必要がある.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
RadicalBox形式は,一般に分数ベキとして解釈される:
乗根のTraditionalFormのよるフォーマットはRadicalBoxを使う:
スコープ (1)
SurdはStandardFormとTraditionalFormではRadicalBoxで表示される:
この累乗根にはオプションSurdFormTrueが設定されている:
オプションSurdFormがあるので,累乗根は同じように解釈される:
Wolfram Research (1996), RadicalBox, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/RadicalBox.html (2012年に更新).
テキスト
Wolfram Research (1996), RadicalBox, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/RadicalBox.html (2012年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1996. "RadicalBox." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2012. https://reference.wolfram.com/language/ref/RadicalBox.html.
APA
Wolfram Language. (1996). RadicalBox. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/RadicalBox.html