SinIntegral

SinIntegral[z]

正弦積分関数 TemplateBox[{z}, SinIntegral]=int_0^zsin(t)/t dt を与える.

詳細

  • 記号操作・数値操作の両方に適した数学関数である.
  • TemplateBox[{z}, SinIntegral]=int_0^zsin(t)/t dt
  • SinIntegral[z]は,不連続な分枝切断線を持たない の整関数である.
  • 特別な引数の場合,SinIntegralは,自動的に厳密値を計算する.
  • SinIntegralは任意の数値精度で評価できる.
  • SinIntegralは自動的にリストに縫い込まれる.
  • SinIntegralIntervalオブジェクトおよびCenteredIntervalオブジェクトに使うことができる. »

例題

すべて開くすべて閉じる

  (6)

数値的に評価する:

をプロットする:

複素数の部分集合上でプロットする:

を微分する:

原点における級数展開:

Infinityにおける漸近展開:

スコープ  (37)

数値評価  (5)

高精度で数値評価する:

出力の精度は入力の精度に従う:

複素引数について評価する:

SinIntegralを高精度で効率よく評価する:

IntervalオブジェクトとCenteredIntervalオブジェクトを使って最悪の場合に保証される区間を計算する:

Aroundを使って平均的な場合の統計区間を計算することもできる:

配列の要素ごとの値を計算する:

MatrixFunctionを使って行列のSinIntegral関数を計算することもできる:

特定の値  (3)

固定点における値:

無限大における値:

極大値を(dTemplateBox[{x}, SinIntegral])/(dx)=0のコントして求める:

可視化  (2)

SinIntegral関数をプロットする:

TemplateBox[{z}, SinIntegral]の実部をプロットする:

TemplateBox[{z}, SinIntegral]の虚部をプロットする:

関数の特性  (10)

SinIntegralはすべての実数値と複素数値について定義される:

SinIntegralの近似関数の範囲:

SinIntegralは奇関数である:

SinIntegralx の解析関数である:

SinIntegralは非減少でも非増加でもない:

SinIntegralは単射ではない:

SinIntegralは全射ではない:

SinIntegralは非負でも非正でもない:

SinIntegralは特異点も不連続点も持たない:

SinIntegralは凸でも凹でもない:

微分  (3)

一次導関数:

高次導関数:

次導関数の式:

積分  (3)

SinIntegralの不定積分:

原点を中心とした区間上の奇関数の定積分は0である:

その他の積分例:

級数展開  (4)

SinIntegralのテイラー(Taylor)展開:

の周りのSinIntegralの最初の3つの近似をプロットする:

SinIntegralの級数展開における一般項:

無限大における級数展開を求める:

任意の記号的方向 についての結果を与える:

SinIntegralはベキ級数に適用できる:

関数の恒等式と簡約  (3)

FullSimplifyを使って積分を含む式を簡約する:

式を簡約してSinIntegralにする:

引数の簡約:

関数表現  (4)

SinIntegralの級数表現:

SinIntegralMeijerGによって表現できる:

SinIntegralDifferentialRootとして表現できる:

TraditionalFormによる表示:

一般化と拡張  (1)

無限大における級数展開を求める:

任意の記号的方向 についての結果を求める:

アプリケーション  (6)

複素平面で絶対値をプロットする:

オイラー・ハイゼンベルグ(EulerHeisenberg)の有効作用の実数部分:

の最高次の項を求める:

矩形波についてのギブス(Gibbs)現象:

オーバーシュートの範囲を拡大する:

漸近的なオーバーシュートを計算する:

微分方程式を解く:

三角関数の合成を積分する:

Nielsenの螺線をプロットする:

曲率はパラメータの単純な関数である:

特性と関係  (7)

パリティ変換は自動的に適用される:

FullSimplifyを使って正弦積分を含む式を簡約する:

数値根を求める:

積分と総和からSinIntegralを求める:

微分方程式からSinIntegralを求める:

ロンスキ(Wronski)の行列式を計算する:

Wronskianと比較する:

積分:

ラプラス(Laplace)変換:

考えられる問題  (2)

SinIntegralは中程度の大きさの引数に大きい値を取ることがある:

$MaxExtraPrecisionの設定値を大きくする必要があるかもしれない:

おもしろい例題  (1)

ネストした積分:

Wolfram Research (1991), SinIntegral, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/SinIntegral.html (2022年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1991), SinIntegral, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/SinIntegral.html (2022年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1991. "SinIntegral." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2022. https://reference.wolfram.com/language/ref/SinIntegral.html.

APA

Wolfram Language. (1991). SinIntegral. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/SinIntegral.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_sinintegral, author="Wolfram Research", title="{SinIntegral}", year="2022", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/SinIntegral.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_sinintegral, organization={Wolfram Research}, title={SinIntegral}, year={2022}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/SinIntegral.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}