StringContainsQ

StringContainsQ["string",patt]

"string"の任意の部分文字列が文字列式 patt にマッチする場合はTrueを，それ以外の場合はFalseを返す．

StringContainsQ["string",{patt1,patt2,…}]

任意の部分文字列が任意の pattiにマッチする場合にTrueを返す．

StringContainsQ[{"string1","string2",…},patt]

各"stringi"についての結果のリストを与える．

StringContainsQ[patt]

式に適用可能なStringContainsQの演算子形を表す．

詳細とオプション

  • 文字列式 patt は，StringExpressionの詳細部分で指定された任意のオブジェクトを含むことができる．
  • オプションをIgnoreCase->Trueと設定すると，StringContainsQは大文字と小文字を同じものとして扱う．
  • StringContainsQ[patt][expr]はStringContainsQ[expr,patt]に等しい．
  • StringConstainsQ[BioSequence["type","seq"],patt]は，文字列"seq"を patt に対してチェックする．patt の中の縮重記号は，生体分子配列のパターンに基づいて，ワイルドカードパターンとして解釈される．Verbatim["patt"]を使って縮重記号を文字通りマッチする．
  • BioSequenceのドキュメントには各生体分子配列のタイプについてサポートされる縮重記号がリストされている．
  • StringContainsQが操作した生体分子配列が環状の場合は，ラップアラウンドマッチが可能である．

例題

すべて開くすべて閉じる

例  (3)

文字列がパターンにマッチする部分文字列を含むかどうか調べる：

文字列のリストを入力として与える：

StringContainsQの演算子形を使う：

演算子形を使って文字列を選択する：

スコープ  (10)

文字列パターンを使う：

正規表現を使う：

正規表現と文字列パターンを混ぜて使う：

日付にパターンマッチングを使う：

どちらかのパターンが出現するかどうかテストする：

StringContainsQは自動的に文字列のリストに縫い込まれる：

生体分子配列が特定の部分文字列を含むかどうかチェックする：

パターンにワイルドカードを使って生体分子配列と比較する：

"N"は生体分子配列でしか縮重記号ではない：

Verbatimを使って文字通りの縮重記号をチェックする：

環状配列はラップアラウンドチェックをサポートする：

オプション  (2)

IgnoreCase  (2)

IgnoreCaseTrueを使って大文字と小文字に関係なく部分文字列の存在を確認する：

大文字小文字を無視したチェックの演算子表現：

アプリケーション  (1)

パターンにマッチする部分文字列を含むすべての行を選択する：

「noon」あるいは「day of」を含む対応テキストの行番号：

特性と関係  (9)

StringContainsQは第1引数の文字列のリストに縫い込まれる：

StringContainsQ["string",{patt1,patt2,…}]はStringContainsQ["string",Alternatives[patt1,patt2,…]]に等しい：

StringFreeQ["string",patt]は!StringContainsQ["string",patt]に等しい：

StringMatchQを使って文字列全体がパターンにマッチするかどうかをチェックする：

StringContainsQは部分文字列がパターンにマッチするかどうかをチェックする：

StringContainsQは，一般に，StringMatchQがTrueのときはTrueを返す：

StringContainsQ["string",patt]はStringMatchQ["string",___~~patt~~___]に等しい：

StringStartsQ["string",patt]はStringContainsQ["string",StartOfString~~patt]に等しい：

StringEndsQ["string",patt]はStringContainsQ["string",patt~~EndOfString]に等しい：

StringPositionを使って部分文字列の冒頭と末尾の位置を取得する：

StringCasesを使ってパターンにマッチする部分文字列を抽出する：

Wolfram Research (2015), StringContainsQ, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/StringContainsQ.html （2020年に更新）.

テキスト

Wolfram Research (2015), StringContainsQ, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/StringContainsQ.html （2020年に更新）.

CMS

Wolfram Language. 2015. "StringContainsQ." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/StringContainsQ.html.

APA

Wolfram Language. (2015). StringContainsQ. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/StringContainsQ.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_stringcontainsq, author="Wolfram Research", title="{StringContainsQ}", year="2020", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/StringContainsQ.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_stringcontainsq, organization={Wolfram Research}, title={StringContainsQ}, year={2020}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/StringContainsQ.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}