TemplateApply
TemplateApply[template]
テンプレートに含まれるすべてのテンプレート要素を評価することで,テンプレートを適用する.
TemplateApply[template,args]
args を使ってテンプレートのスロットを埋めることで,テンプレートを適用する.
詳細とオプション
- TemplateApplyのテンプレートは,StringTemplate,FileTemplate,XMLTemplateあるいはNotebookTemplateによって生成される,明示的なTemplateObjectでよい.
- 次の特殊形も,テンプレートとして直接使うことができる.
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"string" 文字列テンプレート File["filename.xx"] 汎用ファイルテンプレート File["filename.html"] etc. XMLのようなファイルテンプレート File["filename.nb"] etc. ノートブックのようなファイルテンプレート URL[…] ファイルテンプレートを指すURL NotebookObject[…] ノートブックテンプレート CloudObject[…] クラウドオブジェクトのコンテンツに基づくテンプレートタイプ - TemplateApply[template,args]における args の可能な形
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{arg1,arg2,…} 位置引数 <"name1"->val1,"name2"->val2,… > 名前付き引数 - 文字列テンプレートおよび汎用ファイルテンプレートでは,TemplateSlot[i]に対応する位置引数は,``および`i`を使って,TemplateSlot["namei"]に対応する名前付き引数は`namei`を使って参照することができる.TemplateExpression要素は<*…*>として与えられる.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
TemplateApplyは任意の式に使うことができる:
TemplateApplyは直接文字列に使うことができる.その場合は,文字列はStringTemplateであるとみなされる:
TemplateApplyを使ってホールドされた式を構築することができる:
スコープ (5)
TemplateApplyを使ってStringTemplateを一度に解析・適用することができる:
Fileは完全にサポートされている:
テンプレートはWolfram Cloudに置くことができる:
CloudObjectはTemplateApplyで直接使うことができる:
任意のTemplateObjectの第2引数を使ってデータとテンプレートを結び付けることができる:
URLを使ってテンプレートを取り出すことができる:
URLはTemplateApplyで直接使うことができる:
オプション (2)
CombinerFunction (1)
CombinerFunctionを使う:
アプリケーション (1)
TemplateApplyを使って複雑な式を構築することができる:
特性と関係 (1)
データのあるテンプレートを配備すると,訪れるたびにTemplateApplyがコンテンツを描画する:
おもしろい例題 (1)
任意のTemplateObjectをクラウドに配備することができる.URLを開くたびにTemplateApplyがテンプレートを描画する:
テキスト
Wolfram Research (2014), TemplateApply, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TemplateApply.html (2016年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2014. "TemplateApply." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2016. https://reference.wolfram.com/language/ref/TemplateApply.html.
APA
Wolfram Language. (2014). TemplateApply. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/TemplateApply.html