VertexShapeFunction
Graphとその関連関数のオプションかつ注釈で,各頂点の描画のためのプリミティブの生成に使う関数を指定する.
詳細
- 使用可能なオプション設定
-
Automatic デフォルトの頂点関数 None 頂点は描画しない "name" 名前付きの頂点関数 func 一般的な頂点関数 {vi->vfi,…} 頂点 vi には頂点関数 vfi を使う {pattivfi,…} パターン pattiと一致する頂点に vfiを使う - Graph等の関数内でグラフを作る場合にはラッパーAnnotation[v,VertexShapeFunction->f]を使うことができる.
- ResourceData["VertexShapeFunction"]を使ってすべての名前付き頂点関数のリストを得ることができる.
- VertexShapeFunction->func は各頂点が func[{x,y},v,{w,h}]で与えられるプリミティブで描画されるように指定する.ただし,{x,y}は中心,v は頂点の名前,{w,h}は幅と高さである.
- 頂点関数 func はレイアウトアルゴリズムで自動的に計算された境界ボックス{{x-w,x+w},{y-h,y+h}}中に頂点プリミティブを描画する.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (4)
スコープ (13)
VertexShapeFunction指定 (9)
VertexShapeFunctionは一般的なグラフに使うことができる:
Annotationラッパーの中でVertexShapeFunctionを使う:
VertexShapeFunctionはパターンを使うことができる:
VertexShapeFunctionはVertexStyleと組み合せることができる:
VertexShapeFunctionはVertexStyleより優先順位が高い:
VertexShapeFunctionはVertexSizeと組み合せることができる:
VertexShapeFunctionはVertexShapeより優先順位が高い:
VertexShapeFunctionギャラリー (4)
組込みのVertexShapeFunctionコレクションのリストを得る:
"Basic"コレクションのVertexShapeFunctionの組込み設定を使う:
"Rounded"コレクションのVertexShapeFunctionの組込み設定を使う:
"Concave"コレクションのVertexShapeFunctionの組込み設定を使う:
考えられる問題 (1)
Insetを使ってグラフィックスあるいは画像を描画する:
VertexShapeは頂点に使うグラフィックスあるいは画像を取る:
テキスト
Wolfram Research (2010), VertexShapeFunction, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/VertexShapeFunction.html.
CMS
Wolfram Language. 2010. "VertexShapeFunction." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/VertexShapeFunction.html.
APA
Wolfram Language. (2010). VertexShapeFunction. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/VertexShapeFunction.html