WaveletMapIndexed

WaveletMapIndexed[f,wd]

関数 fContinuousWaveletDataオブジェクトあるいはDiscreteWaveletDataオブジェクトの係数配列と指標に適用する.

WaveletMapIndexed[f,dwd,wind]

fwind で指定されたDiscreteWaveletData係数に適用する.

WaveletMapIndexed[f,cwd,octvoc]

foctvoc で指定されたContinuousWaveletData係数に適用する.

詳細

例題

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  (2)

離散ウェーブレット変換のすべての係数を20で再スケールする:

Normalは係数の配列を与える:

変更されていない係数と比較する:

ある画像の静的ウェーブレット変換の{1}係数を増幅させる:

逆ウェーブレット変換は縦の線がシャープになった画像を返す:

スコープ  (11)

基本的な用法  (3)

任意の関数を離散ウェーブレット変換のすべての係数に適用する:

各係数ベクトルのウェーブレット指標にも依存する記号関数を適用する:

WaveletMapIndexedContinuousWaveletDataDiscreteWaveletDataに使うことができる:

結果は同じタイプのウェーブレットデータオブジェクトである:

変更されたデータは逆ウェーブレット変換のような他のウェーブレット関数で使うことができる:

係数指定  (4)

DiscreteWaveletDataの指定した係数だけを変換する:

指標パターン{___, 1}を使って関数を詳細化係数だけに適用する:

指標パターン{___, 0}を使って関数を粗い係数だけに適用する:

ContinuousWaveletDataの指定された係数だけを変換する:

関数を最初のオクターブ{1,_}の係数だけに適用する:

関数を2番目のオクターブかつ最初の音{2,1}に含まれる係数を除外したすべての係数に適用する:

関数 f はその第2引数としてのウェーブレット指標に依存することがある:

ウェーブレット指標に恣意的に依存する関数を定義する:

この関数を連続ウェーブレット変換係数に適用する:

データ  (4)

リストデータについては,f の第1引数として与えられた係数はリストである:

リストを変換する関数を適用する:

多次元データの場合,係数はそれと同じ深さの配列である:

同じ深さの配列係数を変換する関数を適用する:

画像データの場合,係数は fImageオブジェクトとして与えられる:

係数はもとの画像と同じ数のチャンネルを持つ:

画像係数を変換する関数を適用する:

サウンドデータの場合,係数は二次元配列である:

1つの係数の次元:

2つの次元はチャンネル数とそのチャンネルのウェーブレット係数を指定する:

2チャンネルデータを変換する関数を適用する:

再構築されたSoundデータ:

アプリケーション  (7)

データ処理  (2)

短い指標を持つ係数はデータ中の小スケール構造に対応する:

無作為データの静的ウェーブレット変換からのすべての小スケール係数を0にする:

逆ウェーブレット変換はスケールが大きい場合にのみ変化する:

振幅幅の低いウェーブレット係数を除くことで簡単な閾値化処理を行う:

もとのデータと比較する:

画像処理  (3)

小スケールの詳細化係数を0にすることで画像をぼやけさせる:

もとの画像と比較する:

小スケールの詳細化係数を増幅させることでが画像をシャープにする:

もとの画像と比較する:

マスク画像を使って画像をシャープにしたりぼやけさせたりする:

もとの画像と比較する:

サウンド処理  (1)

非線形関数をサウンドデータのウェーブレット係数に適用する:

逆変換で再構築されたサウンドオブジェクトを得る:

ウェーブレット閾値化  (1)

ウェーブレットに基づいた縮小を条件付き平均について行う:

細分化レベル6までの離散ウェーブレット返還を計算する:

最も細かい詳細化係数について標準偏差 を計算する:

すべてのウェーブレット係数について標準偏差 を計算する:

ガウスの混合モデルを仮定すると,分散 対の の比で推定できる:

一係数の縮小推定は以下で与えられる:

WaveletMapIndexedを使って詳細化係数にマップする:

閾値化信号係数を再構築する:

特性と関係  (3)

MapIndexed[f,expr]f を任意の式の一部に適用する:

WaveletMapIndexed[f,wd]f をウェーブレットデータオブジェクト wd の係数に適用する:

WaveletMapIndexed[vMap[f,v],wd]f を各係数の各部分に適用する:

MapIndexedf の第2引数として部分指定を与える:

WaveletMapIndexedがウェーブレット指標指定を f の第2引数として与える:

WaveletMapIndexedは係数配列を変換し,新たなDiscreteWaveletDataを与える:

MapNormal[dwd]を使って係数を普通の式に変換する:

ReplaceAll (/.)を使うこともできる:

考えられる問題  (2)

関数 f は常に指標指定を第2引数として渡される:

第1引数のみに働く関数を使う:

関数 f は同じ次元の任意の配列または画像を返さなければならない:

Listable関数は同じ次元の配列を返す:

乗算のような演算操作はListableである:

MapListableではない関数に使う:

Wolfram Research (2010), WaveletMapIndexed, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/WaveletMapIndexed.html.

テキスト

Wolfram Research (2010), WaveletMapIndexed, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/WaveletMapIndexed.html.

CMS

Wolfram Language. 2010. "WaveletMapIndexed." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/WaveletMapIndexed.html.

APA

Wolfram Language. (2010). WaveletMapIndexed. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/WaveletMapIndexed.html

BibTeX

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BibLaTeX

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