"Expression" (Comparison Method)

2つの式が一致するかどうかをテストする.

詳細

  • "Expression"比較法は,パターンマッチングを使って提出された答と解答集の値を比較する.
  • Blankのようなパターンオブジェクトを含む記号構造は,解答集の有効なパターン形式である.評価中,提出された答はMatchQを使って解答集の値と比較される.
  • 他の比較法が指定されていない,あるいはAssessmentFunctionから自動的には推定されない場合は,"Expression"がデフォルトの比較法である.

例題

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  (2)

任意の式を使って複数の正解を定義するAssessmentFunctionを作成する:

解答集の任意の値と一致する答は正解になる:

それ以外の答は不正解になる:

数値と式を比較するAssessmentFunctionを作成する:

同等の数値による答でも式として一致しないものは不正解になる:

スコープ  (1)

パターンテストを行なって正解には2点与えるテストを作成する:

正解の点数を見る:

アプリケーション  (5)

多肢選択問題は,可能な答えが定義されているので,常に"Expression"比較法を使う:

"Expression"比較法で多肢選択QuestionGeneratorを作成する:

生成器からQuestionObjectの例を作成する:

"Expression"比較法で"MultipleShortAnswers"問題を作成する.インタープリタが提出された答を標準化する:

文字列を式として扱って,文法問題を作成する:

Entityの値を式として比較する"DragCompletion"問題を作成する:

特性と関係  (4)

"Expression"は,解答集が特定の組込み比較法と一致しない場合のデフォルトの比較法である:

解答集が特定のメソッドと一致する場合は,そのメソッドが自動的に推測される:

"Expression"を指定してこのメソッドを強制する:

Informationを使ってAssessmentFunctionの比較法をチェックする:

"Expression"比較法の解答集の複数の値と一致する答を評価する:

解答集で最初に一致する値が評価に使われる:

"ListAssessment""SeparatelyScoreElements"と設定すると,繰り返される答えは解答集の各値と1回しか比較されない:

解答集で最初に一致する値が評価に使われる: