IGES (.iges, .igs)

予備知識

    • MIMEタイプ：model/iges
    • IGESはInitial Graphics Exchange Specの頭文字である．
    • 3Dジオメトリ形式．
    • 一般にコンピューター支援設計の3Dモデルを表現するために使用される．
    • バイナリ形式．
    • ソリッドを含む3Dオブジェクトを隣接する三角形の集合によって形成される曲面として保存する．

ImportとExport

  • Import["file.igs"] は曲面を表すグラフィックスオブジェクトとしてIGESファイルをインポートする．
  • Import["file.igs",elem]はIGESファイルから指定された要素をインポートする．
  • インポート形式は，Import["file","IGES"]またはImport["file",{"IGES",elem,…}]で指定することができる．
  • Export["file.igs",expr] は3DグラフィックスオブジェクトをIGESファイルにエキスポートする．exprはConstantRegionQ ，Graphics または Graphics3Dオブジェクトの任意の領域になり得る．
  • エキスポート形式は Export["file",expr,"IGES"]またはExport["file",expr,{"IGES",opt1->val1,…}]で指定できる．
  • 一般的な情報は以下のドキュメントを参照のこと：
  • Import, Exportファイルからインポートするまたはファイルへエキスポートする
    CloudImport, CloudExportクラウドオブジェクトからインポートするまたはクラウドオブジェクトへエキスポートする
    ImportString, ExportString文字列からインポートするまたは文字列へエキスポートする
    ImportByteArray, ExportByteArrayバイト配列からインポートするまたはバイト配列へエキスポートする

Import要素

  • 一般的なImport要素：
  • "Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト
    "Summary"ファイルの概要
    "Rules"使用可能なすべての要素の規則のリスト
  • グラフィックス表現要素：
  • "Graphics3D"Graphics3Dオブジェクトとして表現されたIGESファイル
    "GraphicsComplex"GraphicsComplex オブジェクトとしてのIGESファイル
    "PolygonObjects"絶対座標で指定された多角形プリミティブのリスト
  • ImportとExportはIGESファイルのデフォルトにより"Graphics3D"要素を使用する．

例題

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例  (2)

IGESからGraphics3D オブジェクトとして3Dモデルをインポートする：

モデルの特性の概要：

3DモデルをIGESファイルにエキスポートする：

ファイルの生のテキスト内容を出力する：

スコープ  (5)

Import  (3)

ImportはIGESファイルを扱える：

ストリーム：

Import はIGESファイルの中の要素にアクセスできる：

Export  (2)

特別な領域：

境界メッシュ領域：

Import要素  (7)

"Graphics3D"  (1)

Graphics3D オブジェクトを指定する：

"MeshRegion"  (1)

メッシュ領域を指定する：

"SplineRegion"  (1)

スプライン領域を指定する：

"PolygonData"  (1)

多角形要素をインデックス付き形式で指定する：

"PolygonObjects"  (1)

絶対座標での Polygonプリミティブのリストを指定する：

"Summary"  (1)

特性の概要を指定する：

"VertexData"  (1)

頂点の座標を指定する：