Maya (.ma)

予備知識

    • Autodesk Mayaシーン描写形式.
    • 3D幾何形式.
    • Mayaモデリング,アニメーション,描画ソフトウェアのネイティブ形式.
    • 3Dグラフィックオブジェクトの保管と交換に使われる.
    • ASCII形式.
    • 複数の3Dオブジェクトを多角形プリミティブとして保存できる.

Export

  • Export["file.ma",expr]Graphics3D式をバイナリのMayaファイルにエキスポートする.
  • Export["file.ma",expr,elem]expr が要素elem を指定してるとしてMayaファイルを作成する.
  • Export["file.ma",{expr1,expr2,},{{elem1,elem2,}}]は各expri が対応するelemi を指定しているとして扱う.
  • Export["file.ma",expr,opt1->val1,]は指定の値を持つ指定のオプション要素でexpr をエキスポートする.
  • Export["file.ma",{elem1->expr1,elem2->expr2,},"Rules"]は規則を使ってエキスポートする要素を指定する.
  • 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
  • Exportファイルへエキスポートする
    CloudExportクラウドオブジェクトへエキスポートする
    ExportString文字列へエキスポートする
    ExportByteArrayバイト配列へエキスポートする

Import要素

  • 一般的な要素:
  • "Rules"要素とオプションのそれぞれの規則のリスト
  • データ表現要素:
  • "Graphics3D"Graphics3Dオブジェクトとして表されたMayaファイル
    "GraphicsComplex"各オブジェクトがファイルに保管されている3D形状を現しているGraphicsComplexオブジェクトのリスト
    "PolygonData"指標付き形式の多角形要素
    "PolygonObjects"絶対座標で与えられたPolygonプリミティブのリスト
    "VertexData"頂点座標のリスト
  • "VertexData"要素はGraphicsComplexの第1引数に対応する.

オプション:

  • 高度なオプション:
  • "VerticalAxis"{0,0,1}ファイルで使用される座標系に想定される向き
    "Comments"Noneファイルに埋め込むコメント
  • デフォルトではWolfram言語はMaya形式で使用される座標系では縦軸は第3座標に対応すると想定する.
  • "VerticalAxis"->{0,1,0}と設定すると,Wolfram言語はMayaにエキスポートするときに全グラフィックス座標に{x,y,z}->{x,z,-y}という変換を適用する.

例題

  (3)

多面体画像を取得する:

Maya実体ファイルにエキスポートする:

SphericalPlot3Dを使って3D形状を作成する:

Mayaにエキスポートする:

インラインの3Dグラフィックスをエキスポートする: