VideoFrames
- Exportは任意のWolfram言語のアニメーションオブジェクトを動画フレームの列に変換する.
予備知識
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- ラスタ画像ファイルの列.
- 一般に映像製作において,中間形式として使われる.
Export
- Export["file",Manipulate[…],"VideoFrames"]はManipulateオブジェクトのアニメーション化されたデモを一連のラスタ画像ファイルにエキスポートする.その際,指定のファイル名を使って番号付きのファイル名の列を構築する.
- エキスポートされた画像はすべて同じ次元となる.
- Export["file",list,"VideoFrames"]は画像,グラフィックス,または任意の式のリストを,各要素を画像ファイルに変換してエキスポートする.
- ExportはExport["file.ext",expr,"VideoFrames"]のファイル拡張子から画像形式を推定する.
- ExportはManipulate,Animate,ListAnimate式の他,画像またはグラフィックスオブジェクトのリストを動画フレームの列に変換することができる.
- フレーム数は指定のフレーム率とアニメーションの継続時間によって決定される.
- Export["file",expr,{"VideoFrames",elem}]は expr が要素 elem を指定してるとして画像ファイルを作成する.
- Export["file",expr,"VideoFrames",opt1->val1,…]は指定の値を持つ指定のオプション要素で expr をエキスポートする.
- 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
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Export ファイルへエキスポートする CloudExport クラウドオブジェクトへエキスポートする ExportString 文字列へエキスポートする ExportByteArray バイト配列へエキスポートする
オプション
- 一般的なExportオプション:
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Background White 式またはエキスポートされたアニメーションの周囲を充填した領域の色 ImageSize Automatic ピクセル寸法 "FrameRate" 15 1秒あたりに表示されるフレーム数 - ImageSize->Automaticと設定すると,エキスポートされたオブジェクトの最初のフレームはラスタライズされ,結果の画像ファイルのサイズであると見なされる.その後のフレームは最初のフレームの次元に合うように充填される.
- エキスポートされた画像形式に特有のすべてのオプションが与えられる.
- Manipulate,Animate,ListAnimate式をエキスポートするときは,これ以外のオプションが利用できる.サポートされているオプションについての全情報は"SWF"のページを参照のこと.