既成のWSTP適合プログラムのインストール
Wolfram Symbolic Transfer Protocol (WSTP)の最も一般的な使用法は,Wolfram言語内部から外部プログラムの関数を呼び出すことだろう.準備した外部プログラムは,そのプログラムをWolfram言語セッション中に「インストール」するだけで,利用できるようになる.
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In[20]:=20

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https://wolfram.com/xid/0e8cjfl0yjolfxe84td96ctw75w-e18
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Out[20]=20

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In[2]:= 2

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https://wolfram.com/xid/0e8cjfl0yjolfxe84td96ctw75w-cvo
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Out[2]= 2

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In[3]:= 3

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https://wolfram.com/xid/0e8cjfl0yjolfxe84td96ctw75w-k5c
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Out[3]= 3

Wolfram言語で書かれたパッケージは,Wolfram言語が利用できるコンピュータであればどのようなコンピュータの上でも変更なしで動作する.しかし,外部プログラムは通常,異なるコンピュータごとにコンパイルする必要がある.
外部プログラムのさまざまなバージョンを管理するためにWolframシステムは,外部プログラムをそのプログラムが動作可能なコンピュータの種類を示す名前が付いたディレクトリに格納するという便法を取っている.この便法に従えば,Install["prog"]の呼出しによって現在使用中のコンピュータで動作可能なバージョンの prog を常にインストールすることができる.