ノートブックのワープロ機能

Wolframシステムには文書作成とフォーマットのためのいろいろなコマンドがある.
書式メニューで,スタイル,フォント,文字飾り,サイズ,文字の色,背景色,セルの見出し記号,段落配置,行の割付け,ワードラップ等のセルのオプションを設定することができる.

オプションを使う

セルブラケットまたはテキストを選択する.

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書式メニューから,背景色等の使いたいオプションを選択する.

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ノートブックのスペルチェック

編集 スペルチェックを選ぶ.Wolframシステムがカーソル位置からノートブックのスペルチェックを始める.スペリングの違っている単語,あるいは未知の単語があると,Wolframシステムはその単語を表示し,訂正を勧める.

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ポップアップメニューを使うと,ノートブック,セッション,セルに関連した辞書,あるいはグローバルプリファレンスにその単語を付け加えることができる.

ヒント

テキストセルの中に式を入力する

テキストセルの中の式を挿入したいところにカーソルを移動する.Ctrl+(またはCtrl+9を押す.セルの中にプレースホルダボックスが現れる.

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キー操作を使って式を入力する(「数学用表記の入力」を参照).

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Ctrl+)またはCtrl+0を押して式を終了する.

インラインセル

セル全体をコピーし,他のセルにペーストすることができる.例えば,入力セルのタイプセット式をテキストセルに入れたり,グラフィックスをテキストセルに埋め込んだりすることができる.

1つのセルを別のセルの中にペーストする

セルブラケットを選ぶ.

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編集 コピーを選ぶ.カーソルを希望の位置まで移動するかテキストを選ぶ.

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編集 ペーストを選ぶ.

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ハイフン

Hyphenation->Trueに設定してあると,テキストセルで単語が2行に渡るとき,Wolframシステムはハイフンを施すことができる.コマンド名が2行に渡るときには特別な接続記号()を使う.オプションインスペクタを使うと,ハイフン機能がコントロールできる(「オプションインスペクタ」参照).

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ヒント