NDSolve`FEM`
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QuadElement

QuadElement[{{i11,i12,i13,i14},,{in1,in2,in3,in4}}]

インシデント{ik1,ik2,ik3,ik4}を持つ n 個の線形クワッド要素 ek を表す.

QuadElement[{{i11,,i18},,{in1,,in8}}]

インシデント{ik1,,ik8}を持つ n 個の二次クワッド要素 ek を表す.

QuadElement[{e1,,en},{m1,,mn}]

n 個のクワッド要素 ekn 個の整数マーカー mk を表す.

詳細とオプション

  • QuadElementは,ElementMeshのクワッドメッシュ要素を表すのに使われる.
  • QuadElementは,ToElementMeshあるいはToBoundaryMeshへの入力として使うことができる.
  • インシデント ik,j は,空間座標の配列に指標を付ける整数である.ek={ik1,}によって参照される座標は,k 番目のクワッドのノードである.
  • 最初の4つのインシデント ik1ik2ik3ik4 は常に頂点である.
  • 二次のクワッド要素については,次の4つのインシデントは,湾曲していることもある辺の中間のノードである.
  • 線形要素は次数1の要素であり,二次要素は次数2の要素である.
  • QuadElement[{e1,,en}]では,すべての要素 ek は同じ次数のものでなければならない.
  • QuadElement[{e1,,en}]のクワッドは,共通のノードと辺を持つが,お互いあるいはそれ自身と交差することはできない.
  • 線形と二次のクワッドのノードは以下の通りである.
  • インシデント{i1,i2,i3,i4}は,i1で参照される座標から i2で参照されるもの,そして i3で参照されるもの,i4 で参照されるものと続くように,反時計回りに並べられなければならない.
  • 通常,QuadElementは二次元領域に使われるが,例えば境界メッシュの一部として三次元に埋め込むこともできる.
  • クワッド要素は,有限要素法ではセレンディピティ要素として知られる.

例題

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  (1)

パッケージをロードする:

クワッド要素を1つ持つメッシュを作成する:

スコープ  (1)

クワッド要素を持つ境界メッシュ:

ワイヤフレームを可視化する:

一般化と拡張  (4)

線形要素の基本の座標:

線形要素の基本のインシデント:

線形単位要素を持つメッシュ:

線形単位要素の可視化:

二次要素の基本の座標:

二次要素の基本のインシデント:

線形要素の基本の面のインシデント:

二次要素の基本の面のインシデント:

アプリケーション  (3)

メッシュ内の線形クワッド要素:

要素の頂点でメッシュを可視化する:

メッシュ内の二次クワッド要素:

要素の頂点でメッシュを可視化する:

マーカー付きのクワッドと三角要素の複合メッシュ:

要素のマーカーでメッシュを可視化する:

考えられる問題  (6)

インシデントは適切な長さのものでなければならない:

異なる次数のインシデントを使うことはできない:

インシデントは整数のリストでなければならない:

マーカーの数は,インシデントの数にマッチしなければならない:

マーカーは整数のベクトルでなければならない:

可能であれば,非整数のマーカーは整数に変換される:

Wolfram Research (2014), QuadElement, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/FEMDocumentation/ref/QuadElement.html.

テキスト

Wolfram Research (2014), QuadElement, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/FEMDocumentation/ref/QuadElement.html.

CMS

Wolfram Language. 2014. "QuadElement." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/FEMDocumentation/ref/QuadElement.html.

APA

Wolfram Language. (2014). QuadElement. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/FEMDocumentation/ref/QuadElement.html

BibTeX

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