数学と科学の多くの基本的なデータ構造は，木構造として視覚化できる．木構造のオブジェクトは，木のグラフのプロットとしてノートブックに自動的に表示されるため，簡単に階層構造を調べることができる．Wolfram言語は，木構造のスタイリング，ラベリング，レンダリングのあらゆる面を徹底的にサポートする． 木構造で指定されたオプションは，根のノードと親のエッジはもちろん，設定の継承とオーバーライドを含む，パターンに一致する位置にあるすべての部分木に影響を与える．

Tree — 木構造オブジェクトの自動可視化

TreeOutline — 木構造の概観図を作成する

木のレイアウト

TreeLayout — 算術的な木のレイアウト

TreeElementCoordinates — すべてのノード，または個々のノードの座標を指定する

ノードと辺のスタイル

TreeElementStyle — すべてのノード，または個々のノードのスタイル

ParentEdgeStyle — すべての辺，または個々の辺のスタイル

TreeElementStyleFunction — ノードのスタイルを生成する

ParentEdgeStyleFunction — 辺のスタイルを生成する

ノードと辺のラベル

UnlabeledTree — 木構造から全てのデータとラベルを削除する

TreeElementLabel — すべてのノード，または個々のノードのラベル

ParentEdgeLabel — すべての辺，または個々の辺のラベル

TreeElementLabelStyle — すべてのノード，または個々のノードのラベルのスタイル

ParentEdgeLabelStyle — すべての辺，または個々の辺のラベルのスタイル

TreeElementLabelFunction — ノードのラベルを生成する

ParentEdgeLabelFunction — 辺のラベルを生成する

ノードと辺の形

TreeElementSize — すべてのノード，または個々のノードのサイズの設定

TreeElementSizeFunction — ノードのサイズを生成する

TreeElementShape — すべてのノード，または個々のノードの形を指定する

TreeElementShapeFunction — ノードの形を生成する

ParentEdgeShapeFunction — 辺の形を生成する

部分木の省略

MaxDisplayedChildren — 部分木の省略を制御するオプション

$MaxDisplayedChildren — 部分木の省略を制御するグローバル変数