調整とデバッグ
Wolfram言語の最適化されたアーキテクチャではエレガントで効率のよいプログラムを容易に書くことができる. Wolfram言語の記号文字はプログラムのほんの一部分でも即座に実行し,テストすることを可能にする.また,任意の詳細なコンパイルコントロールから今までにない高レベルの記号分析まで,完全なソフトウエアサポートが提供されている
Monitor — 計算中に値を動的に監視する
StepMonitor,EvaluationMonitor — 組込みアルゴリズムを監視する
EvaluationData — 式の評価についての詳細データを与える
Echo — 計算の中間式を表示する
EchoFunction — 関数を適用した後の中間式を表示する
EchoLabel — 中間式をラベル付きで表示する
EchoTiming — 中間計算の所要時間を表示する
EchoEvaluation — 評価前後の中間式を表示する
QuietEcho — Echoおよび関連関数からの出力を無効にする
PrintTemporary — 一時的な出力を表示し,計算の最後に除去する
Dialog — 計算の任意の段階でサブセッションに入る
$ProgressReporting — システム関数のデフォルトの進捗報告方法を指定する
評価 ▶ デバッガ — インタラクティブなデバッガを開始する
アサーション
Assert — コードが実行されたときに確認するアサーションを与える
$AssertFunction — アサーションに失敗したときに適用する関数
トレースの実行 »
Trace ▪ TracePrint ▪ Stack ▪ ...
メッセージ »
On — 単一のメッセージまたはメッセージのグループをオンに切り換える
Off ▪ Message ▪ Check ▪ Quiet ▪ ...
時間 »
TimeConstrained — 計算のためのCPU時間を制限する
Timing,AbsoluteTiming — CPU時間と実時間
RepeatedTiming — 反復評価に基づく平均所要時間
N ▪ Compile ▪ Dispatch ▪ Hash ▪ DumpSave ▪ ...
TimeRemaining — 実行中のプログラムの時間制限までの時間
ネットワーク接続
$NetworkConnected ▪ PingTime ▪ HostLookup
NetworkPacketTrace — 評価中にネットワーク動作を記録する
メモリ »
Clear — 値をクリアする
MemoryConstrained — 計算のためのメモリ使用量を制限する
ByteCount ▪ MemoryInUse ▪ Share ▪ Short ▪ Compress ▪ $HistoryLength ▪ ...
プログラムの調整
Method — アルゴリズム的関数で使用するメソッド指定する
PerformanceGoal — 質,速度等について最適化するかどうかを指定する
ExampleData — テスト例題用のデータ
DataStructure ▪ FunctionCompile
並列化 »
Parallelize — 利用できるプロセッサで自動的に計算を並列化する
動的インタラクティブ機能の調整
TrackedSymbols ▪ SynchronousUpdating ▪ UpdateInterval
低レベルシステム最適化 »
SystemOptions ▪ ClearSystemCache ▪ SystemInformation ▪ ...
体系的な検定と検証 »
TestCreate — 入力と期待される出力で検定を作成する
TestReport — 一連のテストを実行してテストレポートを生成する
ランダム化の制御 »
BlockRandom ▪ RandomSeeding ▪ RandomGeneratorState ▪ $RandomGeneratorState
表示出力のキャプチャ
CurrentNotebookImage ▪ CurrentScreenImage ▪ Rasterize
Webの検証 »
WebImage ▪ WebExecute ▪ StartWebSession ▪ ...
コードの操作 »
GraphPlot — 記号的なコールグラフをレイアウトする
Inactive ▪ Inactivate ▪ Activate ▪ ...