AnnotationDelete

AnnotationDelete[obj]

オブジェクト obj のすべての注釈を削除する.

AnnotationDelete[{obj,itemspec}]

itemspec で指定された obj の項目のすべての注釈を削除する.

AnnotationDelete[spec,key]

spec で指定された注釈 key を削除する.

詳細

  • オブジェクトおよびオブジェクト内の特定の項目の注釈を削除するためによく使われる.
  • AnnotationDelete[spec,key]は,連想 key が削除された spec で指定されたオブジェクトを返す.
  • 標準的な注釈については,AnnotationDeleteは,事実上,注釈のデフォルト値に値をリセットする.
  • 次は,注釈を付けられる項目を含む可能性があるオブジェクトである.
  • Audio時点と時間間隔
    BoundaryMeshRegionメッシュセル
    Graph頂点と辺
    MeshRegionメッシュセル
  • 各オブジェクトタイプについての項目指定 itemspec は該当する関数ページを参照のこと.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (3)

頂点または辺の注釈を削除する:

スタイルまたはラベルの注釈を削除する:

Audioオブジェクトに注釈を加える:

特定のタグが付いた注釈を削除する:

スコープ  (7)

グラフとネットワーク  (7)

グラフの注釈  (5)

頂点から1つの注釈を削除する:

辺から注釈を削除する:

頂点からすべての注釈を削除する:

辺から注釈を削除する:

頂点からいくつかの注釈を削除する:

辺から:

AnnotationDeleteは無向グラフに使うことができる:

有向グラフに使う:

重み付きグラフに使う:

頂点の注釈  (1)

グラフにいくつかの注釈を設定する:

VertexStyleを含む頂点の注釈を削除する:

VertexLabels

VertexSize

VertexShape

VertexShapeFunction

VertexCoordinates

カスタムの注釈:

辺の注釈  (1)

グラフにいくつかの注釈を設定する:

EdgeStyleを含む辺の注釈を削除する:

EdgeLabels

EdgeShapeFunction

カスタムの注釈:

アプリケーション  (2)

リンダは家族を表すグラフで匿名になりたいと思っている.彼女の頂点ラベルを隠す:

Foldを使ってAnnotationDeleteを繰返し適用する:

すべての部分結果を示す:

特性と関係  (6)

Annotationをラッパーとして使ってGraph等の関数の注釈を指定する:

AnnotationValueを使って値を抽出する:

未定義の注釈に対しては値$Failedが返される:

AnnotationValueを使ってグラフ内の注釈を設定する:

もとのグラフが変わった:

AnnotationValueを使ってグラフ内の注釈を解除する:

もとのグラフが変わった:

AnnotationKeysを使って注釈があるかどうかを調べる:

頂点ラベルの規則のリストを生成する:

Annotateを使ってもとのグラフを変えずに注釈を設定する:

もとのグラフは変わっていない:

考えられる問題  (1)

AnnotationValueは,一般に,AnnotationDeleteよりも速い:

Wolfram Research (2019), AnnotationDelete, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AnnotationDelete.html (2020年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2019), AnnotationDelete, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AnnotationDelete.html (2020年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2019. "AnnotationDelete." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/AnnotationDelete.html.

APA

Wolfram Language. (2019). AnnotationDelete. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AnnotationDelete.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_annotationdelete, author="Wolfram Research", title="{AnnotationDelete}", year="2020", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/AnnotationDelete.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_annotationdelete, organization={Wolfram Research}, title={AnnotationDelete}, year={2020}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/AnnotationDelete.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}