ElectricSymmetryValue
ElectricSymmetryValue[pred,vars,pars]
適用箇所を示す述語が pred の偏微分方程式の電気的対称境界条件を,モデル変数 vars と大域パラメータ pars で表す.
ElectricSymmetryValue[pred,vars,pars,lkey]
局所パラメータが pars[lkey]で指定された電気的対称境界条件を表す.
詳細
- ElectricSymmetryValueは,ElectrostaticPDEComponentおよびElectricCurrentPDEComponentの対称境界条件を指定する.
- ElectricSymmetryValueは,ElectrostaticPDEComponentおよびのElectricCurrentPDEComponent境界条件を指定し,以下のモデリング方程式の一部として使われる.
- ElectricSymmetryValueは,軸に沿った鏡面対称性がある境界のモデル化にしばしば使われる.
- ElectricSymmetryValueは,従属変数 ,独立変数 ,時間変数 で鏡面対象の境界をモデル化する.
- 定常変数 vars は vars={V[x1,…,xn],{x1,…,xn}}である.
- 周波数依存変数 vars は vars={V[x1,…,xn],ω,{x1,…,xn}}である.
- 真空誘電率 (単位:[]),分極ベクトル (単位:[]),体積電荷密度(単位:[])のElectrostaticPDEComponentの分極化された形式は,以下で与えられる.
- 境界単位法線 を持つElectricSymmetryValueは以下をモデル化する.
- ElectrostaticPDEComponentについて指定されたと同じモデルパラメータ pars.
- 単位が[の導電率 ,外部で生成された単位が[]の電流密度ベクトル ,単位が[]の電流源 の一般的な定常電流モデルElectricCurrentPDEComponentは,以下で与えられる.
- 境界単位法線 を持つElectricSymmetryValueは以下をモデル化する.
- モデルパラメータ pars は,ElectrostaticPDEComponentあるいはElectricCurrentPDEComponentについてと同じように指定される.
- ElectricSymmetryValueは,事実上,電束が0のElectricFluxDensityValueと同じである.
- ElectricSymmetryValueは,事実上,通常の電流密度が0のElectricCurrentDensityValueと同じである.
- 境界述語 pred はNeumannValueにおけるのと同じように指定できる.
- ElectricSymmetryValueが連想 pars で…,keypi…,pivi,…]として指定されるパラメータ に依存するなら,パラメータ は で置換される.
例題
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Wolfram Research (2024), ElectricSymmetryValue, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ElectricSymmetryValue.html (2024年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2024), ElectricSymmetryValue, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ElectricSymmetryValue.html (2024年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2024. "ElectricSymmetryValue." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2024. https://reference.wolfram.com/language/ref/ElectricSymmetryValue.html.
APA
Wolfram Language. (2024). ElectricSymmetryValue. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ElectricSymmetryValue.html