EntityRegister
EntityRegister[estore]
Entityを使って実体を直接関連付けできるように,実体ストア estore に実体を登録する.
詳細
- コンテンツが登録されている実体ストアのリストは,EntityStores[]で得ることができる.
- Entity["type","name"]は,EntityStores[ ]内の"type"を含む最初の実体ストアからの実体として解釈される.
- EntityStores[]にある実体タイプは,組込みの実体タイプの前に検討される.
- データは,Entity["type","name"][property]=value の割当て中に,EntityStores[]内の"type"を含む最初のEntityStoreに保存される.EntityStores[]内のEntityStoreに"type"を含むものがなければ,新たなEntityStoreが登録される.
- EntityRegister[…]は,登録された実体タイプのリストを返す.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (2)
スコープ (2)
割当て中に,新たな実体タイプそれぞれについて別々の実体ストアが作成される:
同じ実体ストアにデータを入れたい場合は,割当て前に両方のタイプを含む1つのストアを登録するとよい:
タイプのどれか1つを参照するだけで,実体ストア全体の登録が解除できる:
これで,実体Entity["t2","f"]は新たに登録されたストアの実体を参照するようになった:
考えられる問題 (1)
外部データベースを扱うときに,主キーが一部の表に設定されていないデータベースに遭遇することがある:
このような場合はEntityStoreがメッセージを出す.これは,単一の実体を含むなんらかの機能が無効になることを意味する:
しかし,EntityValueはそのまま動作することが多い:
テキスト
Wolfram Research (2018), EntityRegister, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/EntityRegister.html.
CMS
Wolfram Language. 2018. "EntityRegister." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/EntityRegister.html.
APA
Wolfram Language. (2018). EntityRegister. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/EntityRegister.html