GoochShading
続く曲面が,光に向かって暖色で,光から遠ざかっては寒色で描画されるように指定する三次元グラフィックス指示子である.
GoochShading[col]
GoochShading[{ccol,wcol}]
寒色 ccol と暖色 wcol を使う.
GoochShading[{w1,w2}{ccol,wcol}]
wiで重みが付けられた,色 ccol と色 wcol を使う.
GoochShading["scheme"]
ColorDataの指定された色勾配スキームを使う.
詳細
- GoochShadingは,クールツーウォームシェーディングとしても知られている.
- GoochShadingは,通常,三次元オブジェクトの詳細と等高線をハイライトするために使用される.
- 3D曲面の最終的な色は,拡散反射光や鏡面反射光からRGBカラーを線形に加えることによって決定される.
- GoochShading[{w1,w2}{ccol,wcol}]は,w1と w2で重み付けされた ccol と wcol の間の色勾配に表面の輝度をマッピングするように指定する.より高い重みの wiは,対応する色をより多く使用する必要があることを示す.
- 色は,RGBColor,Hue,あるいは他の任意の色指定で定義できる.色は何色でも使うことができる.
- GoochShading[]は,事実上,GoochShading[{,,}]と等価である.
- GoochShading[{ccol,wcol}]では,色 ccol と色 wcol には一様に重みが付けられる.
- Lighting"Accent"の設定は方向性がある照明を使って曲面の色を忠実に再現する.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (13)
基本的な用法 (5)
グラフィックスプリミティブにGoochShadingを適用する:
指定 (5)
引数がないGoochShadingは3つのグレートーンを使う:
ColorDataから定義済みのカラースキームを使う:
照明 (3)
特性と関係 (2)
考えられる問題 (2)
テキスト
Wolfram Research (2020), GoochShading, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GoochShading.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "GoochShading." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/GoochShading.html.
APA
Wolfram Language. (2020). GoochShading. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/GoochShading.html