GoodmanKruskalGammaTest
GoodmanKruskalGammaTest[v1,v2]
ベクトル v1 とベクトル v2 が独立かどうかの検定を行う.
GoodmanKruskalGammaTest[…,"property"]
"property"の値を返す.
詳細とオプション
- GoodmanKruskalGammaTestは,ベクトルは独立であるという帰無仮説 とそうではないという対立仮説 で v1と v2に対して仮説検定を行う.
- デフォルトで,確率の値すなわち 値が返される.
- 小さい 値は が真である可能性が低いことを示唆する.
- 引数 v1と v2は長さが等しい任意の実ベクトルである.
- GoodmanKruskalGammaTestは,GoodmanKruskalGamma[v1,v2]で計算されるGoodman–Kruskalガンマ係数 γ に基づいている.
- GoodmanKruskalGammaTest[v1,v2,"HypothesisTestData"]はHypothesisTestDataオブジェクト htd を返す.このオブジェクトを使って htd["property"]の形で追加的な検定結果や特性を抽出することができる.
- GoodmanKruskalGammaTest[v1,v2,"property"]を使って"property"の値を直接得ることができる.
- 検定結果のレポートに関連する特性
-
"PValue" 検定の 値 "PValueTable" 値を含むフォーマットされた表 "ShortTestConclusion" 検定結果の短い記述 "TestConclusion" 検定結果の記述 "TestData" 検定統計量と 値を含むリスト "TestDataTable" 検定統計量と 値を含むフォーマットされた表 "TestStatistic" 検定統計量 "TestStatisticTable" 検定統計量を含むフォーマットされた表 - 使用可能なオプション
-
AlternativeHypothesis "Unequal" 対立仮説のための不等式 Method Automatic 値の計算に使用するメソッド SignificanceLevel 0.05 診断とレポートのための切捨て - 独立性の検定のために, の場合にのみ が棄却されるような切捨て が選ばれる."TestConclusion"特性と"ShortTestConclusion" 特性に使われる の値はSignificanceLevelオプションで制御される.デフォルトで は0.05に設定されている.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (7)
検定 (4)
特性を繰り返し取り出すためにHypothesisTestDataオブジェクトを作る:
HypothesisTestDataオブジェクトからいくつかの特性を抽出する:
オプション (7)
特性と関係 (3)
ベクトル間の比較のために,検定統計量がGoodmanKruskalGammaとして計算される:
IndependenceTestを使って,適切な独立性の検定を選ぶことができる:
GoodmanKruskalGammaTestは使用できる検定の一つである:
GoodmanKruskalGammaTestは単調依存しか検知しない:
HoeffdingDTestを使うとより幅広い依存構造を検知することができる:
テキスト
Wolfram Research (2012), GoodmanKruskalGammaTest, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GoodmanKruskalGammaTest.html.
CMS
Wolfram Language. 2012. "GoodmanKruskalGammaTest." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/GoodmanKruskalGammaTest.html.
APA
Wolfram Language. (2012). GoodmanKruskalGammaTest. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/GoodmanKruskalGammaTest.html