HatchShading
続くオブジェクトを間隔が狭い平行線を使って描画するように指定する三次元グラフィックス指示子である.
HatchShading[d]
シェーディング密度 d を使う.
HatchShading[col]
指定した色 col の線を使う.
HatchShading[d,col]
指定した色 col と密度 d の線を使う.
詳細
- HatchShadingはクロスハッチングとしても知られている.
- HatchShadingは,通常,狭い間隔の平行線で色調効果を出すために使用される.
- HatchShading[d,col]は,色が col の線を全体的な密度 d によって変化させるように指定する.
- 線の密度は曲面の光度によって決まる.余り密ではない部分は光度が高い部分である.
- 密度 d は0から1までである.値が高い程,面積あたりの線が多くなる.
- 色 col は,RGBColor,Hue,あるいは他の任意の色指定で定義できる.
- HatchShading[d]では,線の色はBlackであるとみなされる.
- HatchShading[col]は密度0.5を使う.
- HatchShading[]は,事実上,HatchShading[0.5,Black]と等価である.
- Lighting"Accent"の設定は方向性がある照明を使って曲面の色を忠実に再現する.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (11)
基本的な用法 (5)
指定 (3)
照明 (3)
Wolfram Research (2020), HatchShading, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HatchShading.html.
テキスト
Wolfram Research (2020), HatchShading, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HatchShading.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "HatchShading." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/HatchShading.html.
APA
Wolfram Language. (2020). HatchShading. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/HatchShading.html