JacobiP

JacobiP[n,a,b,x]

ヤコビの多項式 TemplateBox[{n, a, b, x}, JacobiP]を与える.

詳細

  • 記号操作・数値操作の両方に適した数学関数である.
  • 可能な限り明示的な多項式が与えられる.
  • TemplateBox[{n, a, b, x}, JacobiP]は,微分方程式を満たす.
  • ヤコビの多項式は,重み関数と直交する.
  • 特別な引数の場合,JacobiPは,自動的に厳密値を計算する.
  • JacobiPは任意の数値精度で評価できる.
  • JacobiPは自動的にリストに縫い込まれる.
  • JacobiP[n,a,b,z]は,複素 z 平面上からの範囲で不連続な分枝切断線を持つ.
  • JacobiPIntervalオブジェクトおよびCenteredIntervalオブジェクトに使うことができる. »

例題

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  (7)

数値的に評価する:

二次のヤコビの多項式を計算する:

実数値の部分集合上で をプロットする:

複素数値の部分集合上でプロットする:

原点における級数展開:

Infinityにおける漸近展開:

特異点における漸近展開:

スコープ  (40)

数値評価  (6)

数値的に評価する:

高精度で評価する:

出力精度は入力精度に従う:

複素数入力:

高精度で効率的に評価する:

IntervalオブジェクトとCenteredIntervalオブジェクトを使って最悪の場合に保証される区間を計算する:

Aroundを使って平均的な場合の統計区間を計算することもできる:

配列の要素ごとの値を計算する:

MatrixFunctionを使って行列のJacobiP関数を計算することもできる:

特定の値  (6)

固定点におけるJacobiPの値:

ゼロにおける値:

JacobiP[10,2,3,x]の最初の正の最小値を求める:

陪多項式JacobiPを計算する:

半整数の引数について陪多項式JacobiPを計算する:

異なるタイプのJacobiPは異なる記号形式を与える:

可視化  (4)

JacobiP関数をさまざまな次数でプロットする:

の実部をプロットする:

の虚部をプロットする:

2つのパラメータの実部が変化する様子をプロットする:

第2種と第3種のJacobiP関数は異なる分枝切断構造を持つ:

関数の特性  (11)

整数次数のJacobiPの定義域:

非整数次数の領域:

整数次数のJacobiPの値域:

複素値の値域は平面全体である:

JacobiPは,整数 について鏡特性 を持つ:

ヤコビ多項式は解析関数である:

しかし,TemplateBox[{n, a, b, x}, JacobiP]は非整数 について の解析関数ではない:

有理型でもない:

TemplateBox[{10, 2, 2, x}, JacobiP]は非減少でも非増加でもない:

TemplateBox[{{1, /, 2}, {/, 2}, {/, 2}, x}, JacobiP]は実領域で増加する:

TemplateBox[{10, 2, 2, x}, JacobiP]は単射ではない:

TemplateBox[{{1, /, 2}, {/, 2}, {/, 2}, x}, JacobiP]は単射である:

TemplateBox[{10, 2, 2, x}, JacobiP]は全射ではない:

TemplateBox[{{1, /, 2}, {/, 2}, {/, 2}, x}, JacobiP]は全射である:

TemplateBox[{10, 2, 2, x}, JacobiP]は非負でも非正でもない:

TemplateBox[{n, a, b, x}, JacobiP]は整数 について特異点も不連続点も持たない:

TemplateBox[{10, 2, 2, x}, JacobiP]は凸でも凹でもない:

TemplateBox[{{1, /, 2}, {/, 2}, {/, 2}, x}, JacobiP]は実領域で凸である:

TraditionalFormによる表示:

微分  (3)

x についての一次導関数:

x についての高次導関数:

高次導関数を x についてプロットする:

x についての 次導関数の式:

積分  (3)

Integrateを使って不定積分を計算する:

不定積分を確かめる:

定積分:

その他の積分例:

級数展開  (4)

Seriesを使ってテイラー(Taylor)展開を求める:

の周りの最初の3つの近似をプロットする:

Infinityにおける級数展開を求める:

任意の記号的方向 についての級数展開を求める:

生成点におけるテイラー展開:

関数の恒等式と簡約  (3)

JacobiPは恒等式を通して定義される:

JacobiPの正規化:

漸化式:

アプリケーション  (4)

複素行列の実数固有値の数の予想される値:

ヤコビの微分方程式を解く:

PöschlTellerポテンシャルを持つシュレディンガー(Schrödinger)方程式の解:

微分方程式からエネルギー固有値を計算する:

n 点GaussRadau求積法では,極端な2つのノードのうちの一つの値が固定され,他の n-1個のノードは特定のヤコビ多項式の根から計算される.左端のノードを固定ノードとして n 点GaussRadau求積法のノードと重みを計算する:

n 点GaussRadau求積法を使って積分を数値評価する:

GaussRadau求積法の結果をNIntegrateの結果と比較する:

特性と関係  (2)

FunctionExpandを使って他の関数に展開する:

JacobiPの母関数:

考えられる問題  (1)

多項式の形で約分すると数値結果が不正確になることがある:

関数を直接評価する:

Wolfram Research (1988), JacobiP, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/JacobiP.html (2022年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1988), JacobiP, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/JacobiP.html (2022年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1988. "JacobiP." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2022. https://reference.wolfram.com/language/ref/JacobiP.html.

APA

Wolfram Language. (1988). JacobiP. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/JacobiP.html

BibTeX

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BibLaTeX

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