LogLikelihood

LogLikelihood[dist,{x1,x2,}]

分布 dist からの観察 x1, x2, の対数尤度関数を与える.

LogLikelihood[proc,{{t1,x1},{t2,x2},}]

時点 tiにおける過程 proc からの観察 xiについての対数尤度関数を与える.

LogLikelihood[proc,{path1,path2,}]

過程 proc からの path1, path2, の観察についての対数尤度関数を与える.

詳細

  • 対数尤度関数LogLikelihood[dist,{x1,x2,}]で与えられる.ただし,xiにおける確率密度関数PDF[dist,xi]である.
  • スカラー値過程 proc については,対数尤度関数LogLikelihood[proc,{{t1,x1},{t2,x2},}]LogLikelihood[SliceDistribution[proc,{t1,t2,}],{{x1,x2,}}]で与えられる.
  • ベクトル値過程 proc については,対数尤度関数LogLikelihood[proc,{{t1,{x1,,z1},{t2,{x2,,z2}},}]LogLikelihood[SliceDistribution[proc,{t1,t2,}],{{x1,,z1,x2,,z2,}}]で与えられる.
  • 経路集合についての対数尤度関数LogLikelihood[proc,{path1,path2,}]は,sum_iLogLikelihood[proc,pathi]で与えられる.

例題

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  (4)

正規分布の対数尤度関数を得る:

数値データの対数尤度を計算する:

対数尤度の等高線を の関数としてプロットする:

多変量データの対数尤度を計算する:

過程についての対数尤度を計算する:

スコープ  (12)

一変量パラメトリック分布  (2)

連続分布の対数尤度を計算する:

離散分布の対数尤度を計算する:

が未知であると仮定して対数尤度をプロットする:

多変量パラメトリック分布  (2)

母数が未知である連続多変量分布の対数尤度を得る:

を仮定して対数尤度曲面を可視化する:

母数が既知である多変量離散分布の場合:

派生分布  (5)

切断標準正規分布の対数尤度を計算する:

対数尤度を切断点の関数としてプロットする:

構成分布の対数尤度を計算する:

製品分布の対数尤度を計算する:

独立した成分ごとの対数尤度の和として結果を得る:

コピュラ分布の対数尤度を計算する:

対数尤度をカーネル母数の関数としてプロットする:

成分混合分布の対数尤度を計算する:

ランダム過程  (3)

連続パラメトリック過程の対数尤度を計算する:

スカラー値離散パラメトリック過程の対数尤度を計算する:

過程母数の関数として対数尤度をプロットする:

スカラー値時系列過程の対数尤度を計算する:

ベクトル値時系列過程の対数尤度を計算する:

アプリケーション  (4)

母数が2つある分布の対数尤度曲面を可視化する:

等しい対数尤度の等高線として可視化する:

連続母数と離散母数が混合した対数尤度関数を示す:

閉形式のポアソン最大対数尤度推定法について解く:

最大対数尤度推定法について直接解く:

最大化する:

対数尤度関数のプロット上の最適点にラベルを置く:

最尤推定値推定器の分散を母数についての対数尤度関数の第2導関数の逆関数として推定する:

特性と関係  (5)

LogLikelihoodはデータのPDF値の対数の総和である:

LogLikelihoodLikelihoodの対数である:

EstimatedDistributionは対数尤度を最大化して母数を推定する:

FindDistributionParametersは母数推定を規則として与える:

最適値近くの対数尤度関数を可視化する:

過程の対数尤度はそのスライス分布を使って計算できる:

スライス分布を使う:

ベクトル値過程について:

スライス分布を使う:

時間スライス分布のLogLikelihoodで使うために経路の値をベクトル化する:

分布 からのサンプルを与えられた場合に, についてのLogLikelihoodの値と最尤法推定分布のLogLikelihoodの値の差の2倍はランダムで,自由度が分布母数の数と等しいChiSquareDistributionに従う:

1000個のバッチにおける母数が5つの二変量正規分布からサンプルを得る:

各バッチの対数尤度の差を計算する:

対数尤度の差が 分布と矛盾しないことを確かめる:

考えられる問題  (1)

連続パラメトリック過程の対数尤度は未定義であることがある:

これは,時点0における退化したスライス分布のためである:

正の時点より始める:

おもしろい例題  (2)

指数ベキ対数尤度の等値面を可視化する:

二変量正規対数尤度の等値面を可視化する:

Wolfram Research (2010), LogLikelihood, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/LogLikelihood.html (2014年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2010), LogLikelihood, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/LogLikelihood.html (2014年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2010. "LogLikelihood." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/LogLikelihood.html.

APA

Wolfram Language. (2010). LogLikelihood. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/LogLikelihood.html

BibTeX

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