MarcumQ

MarcumQ[m,a,b]

MarcumのQ関数 TemplateBox[{m, a, b}, MarcumQ]を与える.

MarcumQ[m,a,b0,b1]

MarcumのQ関数 TemplateBox[{m, a, {b, _, 0}}, MarcumQ]-TemplateBox[{m, a, {b, _, 1}}, MarcumQ]を与える.

詳細

  • 記号操作・数値操作の両方に適した数学関数である.
  • 正の実数 について TemplateBox[{m, a, b}, MarcumQ]=int_b^inftyx (x/a)^(m-1) TemplateBox[{{m, -, 1}, {a,  , x}}, BesselI] exp(-1/2 (a^2+x^2))dx
  • MarcumQ[m,a,b]は不連続な分枝切断線を持たない ab の両方に関する整関数である.
  • 特別な引数の場合,MarcumQは自動的に厳密値を計算する.
  • MarcumQは任意の数値精度で計算できる.
  • MarcumQは自動的にリストに縫い込まれる. »

例題

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  (4)

数値的に評価する:

実数の部分集合上でプロットする:

複素数の部分集合上でプロットする:

原点における級数展開:

スコープ  (29)

数値評価  (6)

数値的に評価する:

高精度で評価する:

出力精度は入力精度に従う:

複素数入力:

高精度で効率的に評価する:

自動縫込みを使って配列の要素ごとの値を計算する:

MatrixFunctionを使って行列のMarcumQ関数を計算することもできる:

Aroundを使って平均的な場合の統計区間を計算する:

特定の値  (3)

記号的な a についてのMarcumQ

MarcumQ[1,2,x]の最大値を求める:

4引数の形は差を与える:

可視化  (2)

MarcumQ関数をさまざまなパラメータについてプロットする:

の実部をプロットする:

の虚部をプロットする:

関数の特性  (9)

MarcumQの実領域:

MarcumQの複素領域:

の値域を近似する:

TemplateBox[{m, a, x}, MarcumQ] の偶関数である:

TemplateBox[{m, a, b}, MarcumQ]は正の整数 についての の解析関数である:

特異点も不連続点も持たない:

は非増加でも非減少でもない:

は単射ではない:

は非負である:

は凸でも凹でもない:

TraditionalFormによる表示:

微分  (2)

a についての一次導関数:

b についての一次導関数:

a についての高次導関数:

b=3m=1のとき,a についての高次導関数をプロットする:

級数展開  (2)

Seriesを使ってテイラー(Taylor)展開を求める:

の周りの最初の3つの近似をプロットする:

生成点におけるテイラー展開:

関数の恒等式と簡約  (5)

TemplateBox[{m, a, b}, MarcumQ]は, が半整数のときは常により簡単な関数で表せる:

TemplateBox[{m, a, b}, MarcumQ]は,整数 について修正ベッセル関数で表せる:

任意の について,TemplateBox[{m, a, b}, MarcumQ]は超幾何関数で表せる:

TemplateBox[{m, a, b}, MarcumQ]が満足する についての常微分方程式:

についての常微分方程式は TemplateBox[{m, a, b}, MarcumQ]を満足する:

TemplateBox[{m, a, b}, MarcumQ]が満足する についての漸化式:

アプリケーション  (2)

信号の振幅はRiceDistributionでモデル化できる.振幅が平均値を超える確率を求める:

数値評価する:

大きい引数のMarcumQ関数の値とその漸近公式を比較する:

中心極限定理を使って近似を行う:

数値評価する:

特性と関係  (3)

MarcumQを使ってSkellamDistributionSurvivalFunctionを計算することができる:

MarcumQNoncentralChiSquareDistributionSurvivalFunctionを計算する:

MarcumQRiceDistributionSurvivalFunctionを計算する:

Wolfram Research (2010), MarcumQ, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/MarcumQ.html.

テキスト

Wolfram Research (2010), MarcumQ, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/MarcumQ.html.

CMS

Wolfram Language. 2010. "MarcumQ." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/MarcumQ.html.

APA

Wolfram Language. (2010). MarcumQ. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/MarcumQ.html

BibTeX

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BibLaTeX

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