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NumberQ

expr が数である場合にTrueを，その他の場合にはFalseを与える．

詳細

NumberQ[expr]は，expr が数であることが明白な場合（例として，頭部がComplex，Integer，Rational，またはRealのものが挙げられる）以外はFalseを返す． »
NumberQ[Infinity]はFalseを与える． »
NumberQ[Overflow[]]とNumberQ[Underflow[]]はTrueを与える． »

例題

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例 (1)

NumberQは，オブジェクトが明示的に数かどうか判定する：

スコープ (3)

式は明白に数でなければならない：

数量が数を表しているかどうかNumericQで確かめることができる：

Nによる数値的強制で，そのような数量は一般に数となる：

NumberQ[Infinity]はFalseを返す：

複素数および有向の無限大でも同じである：

NumberQ[Overflow[]]とNumberQ[Underflow[]]はTrueを返す：

これは両方ともRealとして扱われる：

アプリケーション (2)

行列が数のみからなっているかどうか確かめる：

引数が数の場合にのみ評価される関数を定義する：

これは，記号引数では評価されない：

引数が数のときは評価される：

FindRootを使っての境界値問題のすべての解を求める：

解をプロットする：

特性と関係 (2)

NumberQはMatchQ[#,_Integer|_Rational|_Real|_Complex]&に等しい：

NumberQ[x]がTrueであれば，NumericQ[x]もまたTrueである：

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