Permute
詳細
- Permuteは任意の非原子式に使うことができ,式の最初のレベルに作用する.
- Permuteは式の元を並べ替えるがその長さを変えることはない.
- 置換 perm は互いに素な巡回形式として与えることも置換リストとして与えることもできる.
- perm が巡回形式Cycles[{cyc1,cyc2,…}]で与えられた場合,巡回{p1,p2,…}は expr[[pi]]が位置 pi+1になるように expr の元を巡回的に移動させる.
- perm が置換リストとして与えられた場合,結果はPermute[expr,PermutationCycles[perm]]を使った場合に等しくなる.
- 置換群 gr は頭部PermutationGroupの生成元で,あるいは頭部がSymmetricGroupやAlternatingGroup等の名前付きの形式で指定することができる.
例題
すべて開くすべて閉じる特性と関係 (6)
Permuteは式の部分の数を変えることはない.順序を変えるだけである:
しかし,Partは部分の数を変えることがある:
恒等置換リストに適用されると,PermuteはPermutationReplaceと逆の働きをする:
FindPermutationを使ってPermuteの作用を逆にすることもできる:
式のすべての部分が異なる場合は,置換を一意的に再生することができる:
Permuteは置換の積については正しい動作をする:
Dimensions[Transpose[array,perm]]はPermute[Dimensions[array],perm]に等しい:
置換のCycles形式を使って同じ結果を計算する:
ベクトルにPermuteを適用することはベクトルに右から置換行列を掛けることに等しい:
テキスト
Wolfram Research (2010), Permute, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Permute.html.
CMS
Wolfram Language. 2010. "Permute." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Permute.html.
APA
Wolfram Language. (2010). Permute. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Permute.html