Re

Re[z]

複素数 z の実部を与える.

詳細

  • 記号操作・数値操作の両方に適した数学関数である.
  • Re[expr]は,expr が数ではない場合は未評価で残される.
  • Reは自動的にリストに並列的な関数の適用を行う.
  • ReIntervalオブジェクトおよびCenteredIntervalオブジェクトに使うことができる. »

例題

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  (4)

複素数の実部を求める:

極形式で表現された複素数の実部を求める:

複素平面の部分集合上でプロットする:

Reを用いて複素平面における領域を指定する:

スコープ  (29)

数値評価  (7)

数値的に評価する:

複素数入力:

高精度で評価する:

混合精度の複素数入力:

高精度で効率的に評価する:

Reは要素単位でリストと行列に縫い込まれる:

ReIntervalオブジェクトおよびCenteredIntervalオブジェクトに使うことができる:

特定の値  (6)

固定点におけるReの値:

0における値:

無限大における値:

厳密値入力:

複素指数関数について評価する:

記号的に評価する:

可視化  (5)

を実軸上で可視化する:

を実軸上でプロットする:

Reを複素平面上で可視化する:

Reを三次元で可視化する:

Reを使って複素平面上の領域を指定する:

関数の特性  (5)

Reは実数と複素数のすべての入力について定義される:

Reの値域は数直線全体である:

これは,複素平面上でさえ真である:

Reは奇関数である:

Reは微分可能関数ではない:

差分商は複素平面上では極限を持たない:

例えば実方向のような特定の方向にのみ極限がある:

ComplexExpandを使って結果を得る:

TraditionalFormによる表示:

関数の恒等式と簡約  (6)

自動簡約:

実変数 xy を仮定して展開する:

適切な仮定を使ってReを簡約する:

複素数を実部と虚部の和として表す:

実部と虚部によって表す:

Root式の実部を求める:

アプリケーション  (3)

複素数値の関数の実部として円柱の周囲に流す:

複素関数から二変数実調和関数を構築する:

実部はラプラス(Laplace)の方程式を満足する:

実部 から解析関数 を再構築する:

例題の再構築:

結果を検証する:

特性と関係  (8)

SimplifyFullSimplifyを使ってReを含む式を簡約する:

円板が右半平面にあることを証明する:

ComplexExpandは変数が実数であると仮定する:

ここでは z は実数であるとは仮定されず,結果はReImによって与えられる:

FunctionExpandは変数が実数であるとは仮定しない:

ReImPlotは関数の実部と虚部をプロットする:

Reを使って複素平面上の領域を表す:

ReduceReを含む方程式および不等式を解くことができる:

FindInstanceを使って,領域内のサンプル点を得ることができる:

AssumptionsReを使う:

IntegrateはしばしばReによる条件を生成する:

考えられる問題  (2)

数値引数については,Reは未評価のままでもよい:

追加的な変換を行うことで簡約できるかもしれない:

Reは複素変数の関数なので微分できない:

複素関数なので,Conjugate[z]を含まずにRe[z]を書くことはできない:

特に,導関数を定義する極限は方向に依存するので存在しない:

ComplexExpandを使って実数値変数について微分可能な式を得る:

おもしろい例題  (1)

Reを使ってのリーマン(Riemann)面の3D投影をプロットする:

Wolfram Research (1988), Re, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Re.html (2021年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1988), Re, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Re.html (2021年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1988. "Re." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/Re.html.

APA

Wolfram Language. (1988). Re. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Re.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_re, author="Wolfram Research", title="{Re}", year="2021", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/Re.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

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