ResourceObject["name"]

指定された名前のリソースを表す.

ResourceObject["uuid"]

指定されたUUIDのリソースを表す.

ResourceObject[loc]

指定された場所からリソースをインポートする.

ResourceObject[assoc]

連想 assoc で指定されたコンテンツとメタデータを持つリソースを与える.

詳細とオプション

  • リソースはローカルに,クラウドに,あるいはグローバルなリソースリポジトリに保存することができる.
  • ResourceObject[str]は,まずローカルに検索し,次にユーザのクラウドアカウントを,最後にグローバルなリソースリポジトリを検索する.
  • ResourceObject["name"]内の名前は,公開リポジトリで公開されたものかResourceRegisterを使って登録されたものでなければならない.
  • ResourceObject[loc]には,LocalObjectおよびCloudObjectを含む.以前のリソースオブジェクト配備の場所を使うことができる.
  • Get[ResourceObject[]]は,主にリソースの主コンテンツを取り出す.
  • Normal[ResourceObject[]]は,リソースのメタデータを連想として与える.
  • ResourceObject[]["Properties"]は,リソースについて使用可能なメタデータ項目のリストを与える.
  • OptionsおよびSetOptionsは,ResourceObjectの設定可能な特性とともに使うことができる.
  • DeleteObject[ResourceObject[]]は,リソースオブジェクトのローカルキャッシュを削除する.
  • すべてのリソースタイプは,次の標準的なメタデータ特性を共有する.
  • "Name"リソースの名前
    "ResourceType"リソースタイプ(例:"Data"あるいは "Function"
    "Description"リソースの簡単な説明
    "Details"リソースとその使い方の詳細な説明
    "UUID"リソースのUUID
    "RepositoryLocation"リソースのもとのリポジトリの場所
    "ResourceLocations"リソースにアクセス可能な場所
    "Version"リソースのバージョン指定
    "Keywords"リソースについての検索項目のリスト
    "SeeAlso"関連するリソースオブジェクトのリスト
    "SourceMetadata"リソースのコンテンツの出典情報
    "Compatibility"サポートされる環境を指定するAssociation
  • 次は,"ResourceType"の考えられる標準的な値である.
  • "Data"ResourceDataで取り出せるデータ
    "Function"ResourceFunctionで取り出せる関数
    "NeuralNet"NetModelで取り出せるニューラルネット
    "Paclet"PacletInstallで入手可能なパクレット
  • ResourceSubmitは,ユーザが作成したリソースを公開リポジトリで公表するために送信する.
  • 公開リポジトリのリソースに関しては,"SourceMetadata"はキーがDublin Coreメタデータ基準からの特性の部分集合に基づく連想からなっている.
  • "Creator"コンテンツの作成に関して主に責任がある任意の人物,組織,あるいは集団
    "Contributor"コンテンツの作成に寄与はしたが,主とした責任はない,任意の人物,組織,あるいは集団
    "Coverage"データの空間的および/または時間的範囲
    "Date"作成日,出版日,改訂日等の,データに主として関連付けられた日付
    "Description"一次資料の一般的な説明
    "Language"一次資料の言語
    "Publisher"資料の公開を可能にした,出版社,人物,または組織
    "Rights"一次資料のライセンス情報の説明またはリンク
    "Source"データ全体の資料のハイパーリンクあるいは他の参考資料
    "Title"一次資料のタイトル

例題

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  (4)

データリポジトリからデータリソースを取り出す:

ResourceDataを使ってコンテンツをインポートする:

ニューラルネットリポジトリからニューラルネットを取り出す:

NetChainResourceDataとともに得る:

関数リポジトリから関数リソースを得る:

ResourceFunctionで含まれる関数を得る:

その関数を使う:

新たなカスタムデータリソースオブジェクトを定義する:

データを取り出す:

スコープ  (5)

新たな関数リソースを定義する:

これを共有するためにクラウドオブジェクトに配備する:

この関数は,CloudObjectを使って誰もが使えるようになった:

新たに作られたリソースオブジェクトは,現行セッションのメモリにしか保存されない:

後で使えるように,LocalCacheを使ってリソースをローカルに保存する:

マルチパートデータのリソースオブジェクトを作る:

1つの要素を取り出す:

全要素を取り出す:

このリソースを削除する:

データリポジトリリソースをIDで参照する:

データリソースから特定の要素を使ってワードクラウドを作る:

特性と関係  (2)

ユーザが作ったリソースは,ResourceObject内で名前を使ってすぐに参照することはできない:

ResourceRegisterを使って名前を登録する:

データリソースの特性を調べる:

Wolfram Research (2016), ResourceObject, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ResourceObject.html (2019年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2016), ResourceObject, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ResourceObject.html (2019年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2016. "ResourceObject." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2019. https://reference.wolfram.com/language/ref/ResourceObject.html.

APA

Wolfram Language. (2016). ResourceObject. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ResourceObject.html

BibTeX

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BibLaTeX

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