Scale

Scale[g,s]

因数 s でスケールされたグラフィックスプリミティブ g を表す.

Scale[g,s,{x,y,}]

{x,y,}を固定してスケールする.

Scale[g,{sx,sy,},]

異なる軸によって異なる因数でスケールする.

詳細

  • Scale[g,s]は,g の境界ボックスの中心を固定してスケールする.
  • g の境界ボックス中の{Left,Bottom}のような特別な点を固定するように指定できる.
  • x の位置は,LeftCenterあるいはRightと指定できる.y の位置はBottomCenterあるいはTopと指定できる.
  • 明示的な座標{x,y}Scale[]が現れるグラフィックスの座標系にあるとみなされる.
  • スケールされた座標Scaled[{x,y}]で指定されたオブジェクトについては,Scaleは実質的に対応する通常の座標に変換を適用する.
  • ScaleTextオブジェクトとInsetオブジェクトに割り当てられた範囲の変更はできるが,直接そのコンテンツに影響することはしない.また,フォントやその他のテキスト要素をスケールこともしない. »
  • Normal[expr]は,可能であれば,すべてのScale[gi,]構文を,座標が明示的に変換された gi のバージョンで置き換える.

例題

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  (2)

2Dの形を変換する:

3Dの形を変換する:

スコープ  (6)

2Dの形に適用された変換:

3Dの形に適用された変換:

変換はネストさせることができる:

スケールされた座標に変換を適用する:

を固定する:

円の境界ボックスの左上コーナーを固定する:

一般化と拡張  (2)

Scaleを使いテキストを 軸に沿って反転させる:

軸に沿って反転させる:

テキストサイズはScaledを使って指定された場合にのみScaleの影響を受ける:

特性と関係  (1)

Normalは可能な場合は座標を明示的に変換する:

考えられる問題  (1)

デフォルトで,2Dでのスケールは境界ボックスの中心を固定して行われる:

原点を固定するように明示的に指定する:

おもしろい例題  (1)

円柱の投影:

Wolfram Research (2007), Scale, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Scale.html (2008年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2007), Scale, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Scale.html (2008年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2007. "Scale." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2008. https://reference.wolfram.com/language/ref/Scale.html.

APA

Wolfram Language. (2007). Scale. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Scale.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_scale, author="Wolfram Research", title="{Scale}", year="2008", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/Scale.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_scale, organization={Wolfram Research}, title={Scale}, year={2008}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/Scale.html}, note=[Accessed: 22-November-2024 ]}