TableForm
TableForm[list]
list の要素を長方形の配列にして出力する.
詳細とオプション
- 行の高さと列の幅は,行と列のそれぞれの最大要素の大きさで決定される.
- TableFormは,単一レベルのリストを列として出力する.2レベルのリストは二次元の表として出力される.さらに深くネストしたリストは,デフォルトに従って,交互に行,列として出力される.
- 特定のレベルで,全サブリストが同じ長さを持たない配列は,幅の不揃いな表として表示される. »
- 以下のオプションを与えることができる.
-
TableAlignments Automatic 各次元の項目をいかに揃えるか TableDepth Infinity 表に含むレベルの最大数 TableDirections Column 次元を行または列として配置するか TableHeadings None 表の項目のラベルの付け方 TableSpacing Automatic 各次元の要素間に挿入する空白の数 - TableForm[expr]のタイプセット形式は,入力で使われるときは expr と同じであると解釈される. »
- TableFormは,入力を評価してTableForm[expr]になるときは出力には現れない. »
例題
すべて開くすべて閉じるオプション (10)
特性と関係 (7)
TableFormは配列を表形式にフォーマットする:
MatrixFormは配列を標準的な行列の書式形式を使ってフォーマットする:
Gridは二次元配列を格子としてフォーマットする:
MatrixPlotを使って大規模な配列の構造を可視化する:
ArrayPlotを使って大規模な離散配列の構造を可視化する:
ScientificFormやBaseForm等の任意の数の形式を使って数の表示に影響を与える:
TableForm[expr]のタイプセット形式は,入力で使われるときは expr と同じであると解釈される:
出力をコピーして入力セルにペーストする.
は{{1,2},{3,4}}であると解釈される:1 2 3 4
考えられる問題 (1)
テキスト
Wolfram Research (1988), TableForm, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TableForm.html.
CMS
Wolfram Language. 1988. "TableForm." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/TableForm.html.
APA
Wolfram Language. (1988). TableForm. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/TableForm.html