TransferFunctionModel

TransferFunctionModel[g[s],s]

複素変数 s を持つ伝達関数行列 g[s]のモデルを表す.

TransferFunctionModel[{n[s],d[s]},s]

伝達関数モデルの分子 n[s] と分母 d[s] を指定する.

TransferFunctionModel[{z,p,g},s]

伝達関数モデルの零点 z,極 p,ゲインg を指定する.

TransferFunctionModel[sys]

系のモデル sys の伝達関数モデルを与える.

詳細とオプション

例題

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  (5)

単一入力単一出力系:

2入力1出力の系:

状態空間モデルの伝達関数による表示を求める:

サンプリング周期が1の離散時間伝達関数:

伝達関数を周波数の範囲で評価する:

ゲインをプロットする:

スコープ  (19)

一次連続時間系:

二次の系:

五次の系:

3つの零点と6つの極を含む系:

一次離散時間系:

2入力1出力の系:

1入力2出力の系:

2入力2出力の系:

伝達関数を,その分子と分母を使って指定する:

分子分母で指定されたMIMO伝達関数:

最小公倍数である分母多項式:

伝達関数を,その代数的極,零点,ゲインを使って指定する:

多変数の系:

10という一定のゲイン:

離散時間ゲイン:

記号的なゲイン:

状態空間モデルの伝達関数表現:

AffineStateSpaceModelにテイラー線形化を施し,その伝達関数表現を得る:

非零の平衡値を使ったAffineStateSpaceModelの線形化:

NonlinearStateSpaceModelのテイラー線形化:

次は,使用可能な特性のリストである:

一般化と拡張  (2)

単入力単出力(SISO)系は単一要素のリストとしても指定することができる:

単に有理関数としても指定できる:

単一出力系はリストとして与えることができる:

オプション  (5)

SamplingPeriod  (3)

連続時間系を指定する:

サンプリング周期1の離散時間系:

記号によるサンプリング周期を持つ系:

サンプリング周期に数値を設定する:

SystemsModelLabels  (1)

入出力変数にラベルを付ける:

デフォルトで,外観はノートブック内の表示に適合するように選択される:

アプリケーション  (18)

比例積分(PI)制御器:

比例微分(PD)制御器:

比例積分微分(PID)制御器を構築する関数:

指定されたゲインの値を持つPID:

離散時間PID制御器を構築する関数:

連続時間進み補償器についての関数:

ゲインの特定の値と極零点去位置についての進み補償器:

連続時間遅れ補償器についての関数:

特定の遅れ補償器:

零点と極の位置で定義されたデジタル遅れ補償器:

アナログのローパスバターワース(Butterworth)フィルタについての一般式:

特定の次数のフィルタ:

三次Besselフィルタ:

一般的な二次伝達関数:

さまざまな減衰率は質的に異なる応答に繋がる:

線形化された倒立振子モデル:

バネ質量ダンパー系:

直列モーターの,入力電圧とシャフトの角度位置の間の伝達関数:

航空機の緩横転伝達関数:

気温で制御される化学反応器:

RLC回路:

航空機の縦方向の力学を説明するMIMO伝達関数:

材料輸送による遅延があるボールミル破砕システム:

特性と関係  (8)

TransferFunctionModelは引数が1つの純関数として動作する:

特定の周波数での伝達関数行列の値:

いくつかの周波数での値:

TransferFunctionFactorを使って因子分解された形を得る:

展開された形を得る:

TransferFunctionCancelを使って共通の極と零点を相殺する:

同じベキの項を集める:

任意の変数中の項を集める:

伝達関数行列の要素の零点と極を求める:

伝達関数モデルの状態空間形を得る:

考えられる問題  (3)

TransferFunctionModel[m,var]では,極零点ペアは処理される前に相殺されることがある:

Unevaluatedを使って相殺を防ぐ:

あるいはTransferFunctionModel[{num,den},var]を使って:

あるいはTransferFunctionModel[{z,p,g},var]を使って:

TransferFunctionModel[m,var]では結果がより高次の系になる可能性がある:

系を簡約する:

あるいはTransferFunctionModelに渡す前に m を簡約する:

複素変数 var が指定されていない場合,それは連続時間系ではsであると解釈される:

sを使って伝達関数を指定する:

離散時間系についてはzを使う:

Wolfram Research (2010), TransferFunctionModel, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TransferFunctionModel.html (2014年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2010), TransferFunctionModel, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TransferFunctionModel.html (2014年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2010. "TransferFunctionModel." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/TransferFunctionModel.html.

APA

Wolfram Language. (2010). TransferFunctionModel. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/TransferFunctionModel.html

BibTeX

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BibLaTeX

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