White
グラフィックスあるいはスタイル指定中の白色を表す.
予備知識
- Whiteは,グラフィックスあるいはスタイル指定で白色を表す記号である.Wolfram言語における色指定は,Graphics式あるいはGraphics3D式中で明示的に使うことができる(例:Graphics[{White,Disk[]}]).この場合,この色指定は,他の指定によって無効にされるまで,これに続くすべての式に影響する.この指定は,単独で(例:Plot[Sin[x],{x,0,2Pi},PlotStyle->White]),あるいはDirective複合式の一部として(例:Plot[Cos[x],{x,0,2Pi},PlotStyle->Directive[Thick,White]]),オプション指定の一部に使うこともできる.また,テキスト,式,ノートブックセル等の外観に影響を与えるStyleラッパーの中で使うこともできる(例:Style["hello",White]).
- Whiteを評価するとGrayLevel[1]になる.
- 他の色についての名前付き記号には,Red,Green,Blue,Black,Gray,Cyan,Magenta,Yellow,Brown,Orange,Pink,PurpleおよびLightRed等の変形がある.GrayLevelを使うと任意のグレースケール色を入力することができる.Hue,RGBColor,CMYKColor,LABColor,LUVColor,XYZColorを使っても,任意の色を入力することができる.色は,Lighter,Darker,Blend等を使って調整することができる.ColorConvertを使って異なるシステム間で色を変換することができる.Graphics3Dオブジェクト中の色の外観は,Glow,Specularity,Lightingで制御することができる.彩色されたグラフィックスオブジェクトの透過性は,Opacityで指定することができる.ColorDataを使って,名前付き色空間で色を生成する関数を与えることができる.
例題
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Wolfram Research (2004), White, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/White.html.
テキスト
Wolfram Research (2004), White, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/White.html.
CMS
Wolfram Language. 2004. "White." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/White.html.
APA
Wolfram Language. (2004). White. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/White.html