"Value" (データ構造)

"Value"

可変式の値を表す.

詳細

  • 可変値は,プログラムの任意部分で修正できる.
  • CreateDataStructure["Value",x]指定の初期値 x で新しい空の"Value"を作成する
    Typed[x,"Value"]x"Value"型を与える
  • "Value"型のデータ構造には,以下の演算が使える.
  • ds["Copy"]ds のコピーを返すtime: O(1)
    ds["Get"]ds に保存された値を得るtime: O(1)
    ds["Set",x]ds の値を x に設定するtime: O(1)
    ds["Visualization"]ds の可視化を返すtime: O(1)
  • 以下の関数もサポートする.
  • dsi===dsjdsidsj に等しい場合はTrue
    FullForm[ds]ds の完全形
    Information[ds]ds についての情報
    InputForm[ds]ds の入力形
    Normal[ds]ds を通常の式に変換する

例題

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  (1)

新しい"Value"は,CreateDataStructureを使って作成できる:

保存された値を抽出する:

新しい値を保存のために挿入する:

値が更新されたことを確かめる:

式バージョンの ds を返す:

データ構造の可視化を生成することができる:

スコープ  (2)

可変性  (1)

データ構造は可変であるので,その値は変更することができる:

値を変更する:

値をチェックする:

もう一度値を変更する:

もう一度値をチェックする:

情報  (1)

新しい"Value"は,CreateDataStructureを使って作成することができる:

データ構造 ds についての情報:

特性と関係  (2)

式を作成する:

式でデータ構造を作成する:

データ構造の値をチェックする:

データ構造の値が,もとの式と同じであることをチェックする:

2つの"Value"のデータ構造を作成する:

それらの値は同じである:

直接データ構造を比較することができる:

2つ目のデータ構造の値を変更する:

2つのデータ構造の値が異なるようになった:

データ構造は同じではなくなった: