ByteArray

ByteArray[{b1,b2,…}]

バイト値 biを含むByteArrayオブジェクトを構築する．

ByteArray["string"]

Base64符号化文字列からバイト値を抽出することで，ByteArrayオブジェクトを構築する．

詳細

  • ByteArrayは，メモリ効率がよい方法でデータを保存する．総バイト数は，ほぼ配列の長さで与えられる．
  • InputFormで表示される際は，ByteArrayオブジェクトはByteArray["string"]として表示される．ただし，"string"はバイトをBase64符号化で符号化する．
  • ByteArray[{b1,b2,…}]では，すべてのバイト値 biが0から255までの整数でなければならない．
  • ByteArray[{}]とByteArray[""]は空のバイト配列を生成する． »
  • StringToByteArray[ByteArray[…]]は，バイト配列のコンテンツをUTF-8符号化で解釈した文字列を与える．
  • ExportByteArray[expr,"fmt"]は，式をエキスポート形式"fmt"でエキスポートし，結果をバイト配列として与える．ImportByteArrayを使ってバイト配列を式に変換することができる．
  • Normal[ByteArray[…]]は，バイト配列中のバイト値のリストを与える．
  • LengthおよびEqualのような関数は，ByteArrayオブジェクトに使うことができる．
  • First，Last，Min，Maxのような関数は，整数のバイト値を与える．
  • Partは，ByteArrayオブジェクトに働き，単一の要素を返すときは整数のバイト値を返し，複数の要素を返すときはByteArrayオブジェクトを与える．

例題

すべて開くすべて閉じる

例  (2)

バイト値のリストからByteArrayを作る：

バイト値のリストに変換し直す：

Base64符号化の文字列からByteArrayを作る：

バイト値のリストに変換する：

ByteArrayはInputFormでBase64を使う：

スコープ  (6)

ByteArrayの長さを得る：

ByteArrayの一部を抽出する：

バイト列を抽出する：

通常の配列に変換する：

バイト配列を反転させる：

"WXF"ファイルをByteArrayとして読み込む：

30バイトを一度に読む：

徐々に読んだファイルを閉じる：

画像をByteArrayとしてエキスポートする：

ByteArrayをPNG画像として解釈する：

特性と関係  (6)

ByteArrayはInputFormのデータに対してBase64符号化を使う：

文字列はBaseEncodeを使って生成することができる：

Normalを使ってバイト配列を通常の一次元リストに変換する：

バイト配列の長さを計算する：

空のバイト配列を作成する：

ByteArrayToStringを使ってByteArrayを文字列に変換する：

StringToByteArrayを使ってByteArrayに再変換する：

BinarySerializeは，式をByteArrayとして返されるバイト列に変換する：

これは，BinaryDeserializeを使ってもとに戻すことができる：

Wolfram Research (2015), ByteArray, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/ByteArray.html （2023年に更新）.

テキスト

Wolfram Research (2015), ByteArray, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/ByteArray.html （2023年に更新）.

CMS

Wolfram Language. 2015. "ByteArray." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2023. https://reference.wolfram.com/language/ref/ByteArray.html.

APA

Wolfram Language. (2015). ByteArray. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ByteArray.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_bytearray, author="Wolfram Research", title="{ByteArray}", year="2023", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/ByteArray.html}", note=[Accessed: 22-November-2024 ]}

BibLaTeX

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