EntityClass
実体タイプのリスト »EntityClass[type,name]
name で識別される,指定されたタイプの実体クラスを表す.
EntityClass[type,{property1vspec1,property2vspec2,…}]
特性 propertyiが値のセレクタ vspeciに準拠する,指定されたタイプの実体を含む,陰的に定義された実体クラスを表す.
EntityClass[cspec,psel]
特性セレクタ psel で選ばれた,cspec で指定された成員を持つ,実体クラスを表す.
詳細
- 組込みのEntityClassブジェクトはを使って自然言語で指定できる.
- EntityClass[type,name]のタイプは,組込みの実体タイプかEntityRegisterで登録されたEntityStore内の指定されたタイプのどちらかである.
- type は,"type"あるいは"type""child1""child2"…の形式でよい.
- 陰的に定義された実体クラスは,EntityList[EntityClass[type,{property1value1,property2value2,…}]]使って正規名が付いた実体に分解することができる.
- 陰的に定義された実体クラスは,特性値について指定されたすべての制限を満足する,すべての実体を表す.
- 陰的に定義された実体クラスにおける特性値は,次元の値についてQuantity(およびQuantityの区間),数値についてBetween,日付についてDateObject,順序選択についてTakeLargestおよびTakeSmallest,実体についてContainsAll,ContainsExactly,ContainsAny,ContainsOnly,ContainsNoneを利用することがある.実体のリストは ContainsAllとして解釈され,単一の entity はContainsAny[{entity}]として解釈される.
- EntityClass式のInformationは,式に関連付けられたEntityTypeNameによって異なる特性を与える.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (4)
WolframAlphaインターフェースを使って特定の実体を見付ける:
使用可能な実体クラスのリストは,EntityClassListで求めることができる:
スコープ (7)
陰的に定義された実体クラスは,いくつかの特性値を使って指定できることがある:
最大と最小の順序条件と明示的な特性値の組合せを同時に満たす実体をリストする:
EntityClassについての情報を得る:
雄犬の最低体高で指定されたすべての犬種の最高体重の平均と標準偏差を計算する:
テキスト
Wolfram Research (2014), EntityClass, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/EntityClass.html (2019年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2014. "EntityClass." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2019. https://reference.wolfram.com/language/ref/EntityClass.html.
APA
Wolfram Language. (2014). EntityClass. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/EntityClass.html