HoeffdingD
HoeffdingD[v1,v2]
ベクトル v1と v2についてのHoeffdingの依存性尺度 を返す.
HoeffdingD[m]
行列 m についてのHoeffdingの依存性尺度 を返す.
HoeffdingD[m1,m2]
行列 m1 と m2 についてのHoeffdingの依存性尺度 を返す.
HoeffdingD[dist]
多変量記号分布 dist についてのHoeffdingの依存性尺度 を返す.
HoeffdingD[dist,i,j]
多変量記号分布 dist についてのHoeffdingの依存性尺度 の番目の項目を返す.
詳細
- HoeffdingD[v1,v2]は v1と v2の間のHoeffdingの依存性尺度 を返す.
- Hoeffdingの は2つのリストの要素の相対的な順序に基づく依存性の尺度である.
- v1 と v2の間のHoeffdingの はで与えられる.ただし, は v1における観測数, のときに,, ,, は v1iの順位,は v2i の順位で はBoole[a<b]に等しい.
- 引数 v1と v2 は5より大きく長さが等しい任意の実ベクトルである.
- 列数が の行列 m についてHoeffdingD[m]は m の列間の依存性尺度の × 行列である.
- × 行列 m1と × 行列 m2について,HoeffdingD[m1,m2]は m1の列と m2の列の間の依存性尺度の × 行列である.
- HoeffdingD[dist,i,j]はF[x,y], G[x],H[y]が,それぞれ dist の,番目, 番目, 番目の周辺分布である30 Expectation[(F[x,y]-G[x]H[y])^2,{x,y}disti,j]で与えられる.
- HoeffdingD[dist]は行列 を与える.ここで,番目の項目はHoeffdingD[dist,i,j]で与えられる.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (4)
スコープ (7)
データ (4)
アプリケーション (3)
Hoeffdingの は,一般に非単調依存構造の検出に使われる:
Hoeffdingの は従属ベクトルについては大きくなる傾向がある:
Hoeffdingの で線形従属性を検出することができる:
SpearmanRhoおよびKendallTauは,線形従属性に対してより敏感である:
Hoeffdingの は,多くの非線形従属性も検出することができる:
HoeffdingDTestを使って値が統計的に有意かどうか確かめる:
テキスト
Wolfram Research (2012), HoeffdingD, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HoeffdingD.html.
CMS
Wolfram Language. 2012. "HoeffdingD." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/HoeffdingD.html.
APA
Wolfram Language. (2012). HoeffdingD. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/HoeffdingD.html