PositivelyOrientedPoints
PositivelyOrientedPoints[{p1,p2,p3,…,pd+1}]
一連の点 p1,p2,p3,…,pd+1が正の向きかどうかを調べる.
詳細
- PositivelyOrientedPointsは,2Dでは反時計回り,3Dでは右手の法則としても知られている.
- 回転運動の点集合に関する方向を決定するためによく使われる.
- 反時計回りの動きは,時計の針が動く方向とは反対の方向に進む動きである.
- 二次元では,点 p1, p2, p3の列が反時計回りの向きなら,これらの点は正の向きである.
- PositivelyOrientedPoints[{p1,p2,p3}]は,点 p3が p1と p2を通る直線によって有界の,{-1,0}の方向に伸びる半平面にあるときはTrueを与える.
- 行列{p2-p1,p3-p1}の行列式は,正の向きにある p1,p2,p3について正である.
- PositivelyOrientedPoints[{p1,p2,p3,p4}]は,三次元では,点 p4が p1を通る法線方向(p2-p1)(p3-p1)の平面で有界の半空間にある場合はTrueを与える.
- 正の向きの点 p1,p2,p3,p4について,p4-p1と(p2-p1)(p3-p1)のドット積は正である.
- d 次元における d+1個の点 p1,p2,…,pd+1は,行列{p2-p1,…,pd+1-p1}の行列式が正であれば正の向きである.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (3)
PositivelyOrientedPointsは二次元の点に使うことができる:
PositivelyOrientedPointsは数値座標に使うことができる:
座標の集合上のPositivelyOrientedPoints:
アプリケーション (4)
幾何 (2)
特性と関係 (4)
PositivelyOrientedPointsは,共線点にはFalseを返す:
NegativeOrientationCは,正の向きに対してFalseを返す:
RegionMemberを使って点が正の向きかどうかを調べる:
テキスト
Wolfram Research (2020), PositivelyOrientedPoints, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PositivelyOrientedPoints.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "PositivelyOrientedPoints." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/PositivelyOrientedPoints.html.
APA
Wolfram Language. (2020). PositivelyOrientedPoints. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/PositivelyOrientedPoints.html