Table
Table[expr,n]
expr の n 個のコピーのリストを作成する.
Table[expr,{i,imax}]
i が1から imaxまでの場合の expr の値のリストを作成する.
Table[expr,{i,imin,imax}]
i=imin から開始する.
Table[expr,{i,imin,imax,di}]
di をステップとして使用する.
Table[expr,{i,{i1,i2,…}}]
連続する値 i1, i2, …を使用する.
詳細
- Tableを使ってベクトル,行列,テンソル,その他の配列を構築することができる.
- Tableは,標準的なWolfram言語の反復の指定を使用する.
- Tableは非標準的な方法でその引数を評価する.
- Table[expr,spec]は,まず spec を評価し,次に指定された変数を局所化し,続いてこれに連続的に値を割り当てる.割当てのたびに expr が評価される.
- Tableは,Blockを使って実質的には値や変数を局所化する.
- Table[expr,spec1,spec2]は,実質的にTable[Table[expr,spec2],spec1]と等価である.
- Parallelize[Table[expr,iter]]またはParallelTable[expr,iter]はTable[expr,iter]をすべてのサブカーネルで並列に計算する. »
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (6)
一般化と拡張 (3)
特性と関係 (13)
表の表示 (5)
ListPlot,ListLinePlotおよびこれらに類似した関数を使って数値の表を可視化する:
Gridを使って二次元の表をフォーマットする:
二次元の数値表はArrayPlotまたはMatrixPlotで可視化できる:
他の関数との関係 (5)
ネストした表 (1)
複数の反復指定を使うことはTable関数をネストさせることに等しい:
考えられる問題 (6)
テキスト
Wolfram Research (1988), Table, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Table.html (2015年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1988. "Table." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2015. https://reference.wolfram.com/language/ref/Table.html.
APA
Wolfram Language. (1988). Table. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Table.html