ベクトル解析
Wolfram言語の強力な微積分,代数機能を基盤として構築されたWolfram言語には,種々のベクトル解析操作のサポートが導入されている.任意の次元のベクトルが一般的な座標系でサポートされている.Wolfram言語の効率的な配列表現を利用すると,スカラー,ベクトル,高階テンソルについての操作がすべて同じ方法で行える.
ベクトルの微分・積分
Grad () — 勾配
Div () — 発散
Curl () — 任意の次元における回転
Laplacian () — ラプラシアン
座標系
CoordinateChartData — 座標系の特性
CoordinateTransformData — 座標系間の関係
TransformedField — スカラー,ベクトル,テンソル場を座標系間で変換する
CoordinateTransform — 点を新しい座標系で表す
FromPolarCoordinates — 極座標または超球座標を直交座標に変換する
ToPolarCoordinates — 直交座標を極座標または超球座標に変換する
FromSphericalCoordinates — 球座標を直交座標に変換する
ToSphericalCoordinates — 直交座標を球座標に変換する
曲線
ArcLength — 長さ
ArcCurvature — 曲率
FrenetSerretSystem — 一般化された曲率と関連する基底
LineIntegrate — ベクトル場の線積分
NLineIntegrate — ベクトル場の数値線積分
より高次元のパラメトリック領域
Area — 面積
Volume — 体積
RegionMeasure — 任意次元の体積
SurfaceIntegrate — ベクトル場の面積分
NSurfaceIntegrate — ベクトル場の数値面積分
可視化
StreamPlot ▪ VectorPlot ▪ ListVectorPlot ▪ VectorPlot3D ▪ ...