FourierCosTransform
FourierCosTransform[expr,t,ω]
expr の記号フーリエ余弦変換を与える.
FourierCosTransform[expr,{t1,t2,…},{ω1,ω2,…}]
expr の多次元フーリエ余弦変換を与える.
詳細とオプション
- 関数のフーリエ余弦変換はデフォルトでは で定義される.
- 関数 の多次元フーリエ余弦変換は,デフォルトで,と定義される.
- 理工学では他の定義が使用されることもある.
- オプションFourierParametersを使用して別の定義が指定できる.
- と設定すると,FourierCosTransformで計算されるフーリエ余弦変換は となる.
- IntegrateのAssumptionsおよび他のオプションもFourierCosTransformで使うことができる.
例題
すべて開くすべて閉じるオプション (3)
Assumptions (1)
BesselJのフーリエ余弦変換は区分関数である:
FourierParameters (1)
GenerateConditions (1)
GenerateConditions->Trueを使って,結果が有効な場合のパラメータ条件を得る:
特性と関係 (3)
Asymptoticを使って漸近近似を計算する:
FourierCosTransform とInverseFourierCosTransformは互いに逆関数である:
FourierCosTransformとFourierTransformの結果は,偶関数に関しては一致する:
考えられる問題 (1)
フーリエ余弦変換は,DiracDelta等の一般化された関数によって与えられることもある:
おもしろい例題 (1)
テキスト
Wolfram Research (1999), FourierCosTransform, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FourierCosTransform.html.
CMS
Wolfram Language. 1999. "FourierCosTransform." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/FourierCosTransform.html.
APA
Wolfram Language. (1999). FourierCosTransform. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FourierCosTransform.html