ImageRotate
ImageRotate[image]
image を - 平面上の中心の周りで90°回転させる.
ImageRotate[image,θ]
image を θ ラジアン回転させる.
ImageRotate[image,{θ,w}]
3D画像を,3Dベクトル w の周りで回転させる.
ImageRotate[image,…,size]
指定された大きさの画像を与える.
ImageRotate[video,…]
video のフレームを回転させる.
詳細とオプション
- ImageRotateは,画像をその中心または任意の点を中心として回転させる.これは,一般に,画像の方向を固定したり画像を水平線と揃えたりするために使われる.
- ImageRotate[image,…]は image をその中心の周りで回転させる.
- 動画入力についての回転指定は,すべてのフレームについて固定することも時間の関数(開始時点からの秒数)にすることもできる.
- 2D画像および動画の場合,ImageRotate[input,side]は,画像の天辺が指定された side になるように input を回転させる.ImageRotate[input,side1->side2]は,side1が side2になるように input を回転させる.使用可能な側指定には,Top,Bottom,Left,Rightがある.
- ImageRotate[image,side]はImageRotate[image,Top->side]に等しい.
- size の指定可能な値
-
width widthまで切り取る {width,height} {width,height}まで切り取る {width,depth,height} 3D画像を{width,depth,height}まで切り取る Automatic 回転されたすべての画像を囲む最小の長方形 All 任意の回転角で回転された画像を含むスペースがある最小の正方形 Full 入力画像の寸法を使う "MaxAreaCropping" 面積を最大にしつつ入力画素のみを含むように切り取る "SameRatioCropping" 縦横比を保存しつつ入力画素のみを含むようにする - サポートされるオプション
-
Background 0 使用する背景色 Masking All 回転させる関心領域 Padding 0 もとの画像への充填 Resampling Automatic リサンプリング法 - Maskingオプションは,以下の一つでよい.
-
All 入力画像のみ Full 入力画像と充填 mask 任意のマスク画像
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (8)
回転角 (3)
オプション (5)
Masking (1)
アプリケーション (2)
特性と関係 (2)
ImageRotateは,中心の周りで回転を行う:
ImageTransformationおよびRotationTransformを使って画像を回転させる:
ImageTransformationを使って,別の中心の周りで回転させる:
ImageTransformationおよびRotationTransformを使って画像を回転させる:
テキスト
Wolfram Research (2008), ImageRotate, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageRotate.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2008. "ImageRotate." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageRotate.html.
APA
Wolfram Language. (2008). ImageRotate. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageRotate.html