LaguerreL

LaguerreL[n,x]

ラゲール(Laguerre)多項式 TemplateBox[{n, x}, LaguerreL]を与える.

LaguerreL[n,a,x]

一般化されたラゲール多項式 TemplateBox[{n, a, x}, LaguerreL3]を与える.

詳細

  • 記号操作・数値操作の両方に適した数学関数である.ここでの定義は,ソニン(Sonine)の多項式とよばれるものと同じである.
  • 可能な限り具体的な多項式が与えられる.
  • TemplateBox[{n, x}, LaguerreL]=TemplateBox[{n, 0, x}, LaguerreL3]
  • ラゲール多項式は,重み関数 と直交する.
  • 多項式は微分方程式 を満たす.
  • 特別な引数の場合,LaguerreLは,自動的に厳密値を計算する.
  • LaguerreLは任意の数値精度で評価できる.
  • LaguerreLは自動的にリストに関数の並列的な適用を行う.
  • LaguerreL[n,x]x の整関数であり,不連続な分枝切断線を持たない.
  • LaguerreLIntervalオブジェクトおよびCenteredIntervalオブジェクトに使うことができる. »

例題

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  (6)

5次のラゲール多項式を計算する:

ラゲールの陪多項式 を計算する:

実数の部分集合上でプロットする:

複素数の部分集合上でプロットする:

原点における級数展開:

Infinityにおける級数展開:

スコープ  (41)

数値評価  (6)

数値的に評価する:

高精度で評価する:

出力精度は入力精度に従う:

複素数入力:

高精度で効率よく評価する:

IntervalオブジェクトとCenteredIntervalオブジェクトを使って最悪の場合に保証される区間を計算する:

Aroundを使って平均的な場合の統計区間を計算することもできる:

配列の要素ごとの値を計算する:

MatrixFunctionを使って行列のLaguerreL関数を計算することもできる:

特定の値  (5)

固定点におけるLaguerreLの値:

ゼロにおける値:

LaguerreL[10,x ]の最初の正の最小値を求める:

陪多項式LaguerreL[7,x]を計算する:

異なるタイプのLaguerreLは異なる記号形式を与える:

可視化  (3)

LaguerreL関数をさまざまな次数でプロットする:

TemplateBox[{10}, LucasL](z)の実部をプロットする:

TemplateBox[{10}, LucasL](z)の虚部をプロットする:

2つのパラメータの実部が変化する様子をプロットする:

関数の特性  (13)

ラゲール一次関数はすべての実数値と複素数値について定義される:

ラゲール陪関数 TemplateBox[{n, a, z}, LaguerreL3]には についての制約があるが についての制約はない:

TemplateBox[{1, x}, LaguerreL]はすべての実数値と複素数値に達する:

すべての陪関数 TemplateBox[{1, n, x}, LaguerreL3]についても同様である:

TemplateBox[{2, x}, LaguerreL]の値域:

LaguerreLは鏡特性 を持つ:

LaguerreLは要素単位でリストに縫い込まれる:

TemplateBox[{n, x}, LaguerreL] の解析関数である:

TemplateBox[{n, a, x}, LaguerreL3]は解析的ではないが有理型ではある:

TemplateBox[{1, a, x}, LaguerreL3]は減少関数である:

TemplateBox[{2, a, x}, LaguerreL3]は非減少でも非増加でもない:

ラゲール多項式は1以外の値については単射ではない:

TemplateBox[{n, a, x}, LaguerreL3]は奇数 について全射である:

LaguerreLは非負でも非正でもない:

TemplateBox[{n, a, x}, LaguerreL3] において特異点も不連続点も持たない:

TemplateBox[{2, a, x}, LaguerreL3]は凸である:

TraditionalFormによる表示:

微分  (3)

x についての一次導関数:

x についての高次導関数:

n=3のときの x についての高次導関数をプロットする:

x についての 次導関数の式:

積分  (3)

Integrateを使って不定積分を計算する:

定積分:

その他の積分例:

級数展開  (5)

Seriesを使ってテイラー(Taylor)展開を求める:

の周りの最初の3つの近似をプロットする:

SeriesCoefficientを使った級数展開の一般項:

Infinityにおける級数展開を求める:

任意の記号方向 についての級数展開を求める:

生成点における級数展開:

関数の恒等式と簡約  (3)

LaguerreLはより簡単な形に簡約できることがある:

LaguerreLの母関数:

漸化式:

一般化と拡張  (1)

LaguerreLは,ベキ級数に適用することができる:

アプリケーション  (6)

ラゲールの微分方程式を解く:

上で定義される関数のための一般化されたフーリエ級数:

水素原子の動径波動関数:

微分方程式からエネルギー固有値を計算する:

エネルギーは軌道量子数l番とは無関係である:

文字数の単語の撹乱アナグラムの数:

Mathematicaという後の撹乱数:

直接数える:

大きい引数についてのMarcumQ関数の値をその漸近式と比較する:

中心極限定理を使って近似を構築する:

数値的に評価する:

n 点ガウス・ラゲール求積法は n 次ラゲール多項式の根に基づいている. の指定された値についての n 点ガウス・ラゲール求積法のノードと重みを計算する:

n 点ガウス求積法を使って積分を数値評価する:

ガウス・ラゲール求積法の結果をNIntegrateの結果と比較する:

特性と関係  (7)

ラゲールの多項式の係数のリストを求める:

FunctionExpandを用いてLaguerreL関数をより簡単な関数に展開する:

LaguerreLDifferentialRootとして表すことができる:

LaguerreLMeijerGによって表すことができる:

LaguerreLDifferenceRootとして表すことができる:

LaguerreLの級数展開における一般項:

LaguerreLの母関数:

考えられる問題  (1)

多項式の形で約分すると数値結果が不正確になることがある:

関数を直接評価する:

Wolfram Research (1988), LaguerreL, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/LaguerreL.html (2022年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1988), LaguerreL, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/LaguerreL.html (2022年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1988. "LaguerreL." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2022. https://reference.wolfram.com/language/ref/LaguerreL.html.

APA

Wolfram Language. (1988). LaguerreL. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/LaguerreL.html

BibTeX

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