OwenT

OwenT[x,a]

OwenのT関数 TemplateBox[{x, a}, OwenT]を与える.

詳細

  • 記号評価および数値評価に適した数学関数である.
  • 実数 について TemplateBox[{x, a}, OwenT]=1/(2pi)int_0^aexp(-x^2(1+t^2)/2)/(1+t^2)dt
  • OwenT[x,a]は分枝切断のない x の整関数である.
  • OwenT[x,a] から までの複素 a 平面で分枝切断による切れ目がある.
  • 特別な引数の場合,OwenTは自動的に厳密値を計算する.
  • OwenTは任意の数値精度で評価することができる.
  • OwenTは自動的にリストに縫い込まれる.

例題

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  (6)

数値的に評価する:

実数の部分集合上でプロットする:

複素数の部分集合上でプロットする:

原点における級数展開:

Infinityにおける級数展開:

特異点における級数展開:

スコープ  (38)

数値評価  (6)

数値的に評価する:

高精度で評価する:

出力精度は入力精度に従う:

複素数入力:

高精度で効率的に評価する:

Aroundを使って平均的な場合の統計区間を計算する:

配列の要素ごとの値を計算する:

MatrixFunctionを使って行列のOwenT関数を計算することもできる:

特定の値  (5)

固定点におけるOwenTの値:

記号的なaについてOwenTの:

ゼロにおける値:

OwenT[x,1 ]の最初の正の最大値を求める:

陪関数OwenT[x,1]を計算する:

可視化  (3)

OwenT関数をさまざまなパラメータについてプロットする:

TemplateBox[{z, 3}, OwenT]の実部をプロットする:

TemplateBox[{z, 3}, OwenT]の虚部をプロットする:

2つのパラメータが変化するときの関数の実部をプロットする:

関数の特性  (11)

OwenTはすべての実数値について定義される:

TemplateBox[{z, a}, OwenT] について定義される:

TemplateBox[{x, a}, OwenT]は, について偶関数, について奇関数である:

OwenTはより簡単な形式に簡約できることがある:

OwenTは,その引数の両方について解析関数である:

複素数上では解析関数ではない:

OwenTは非減少でも非増加でもない:

のとき,TemplateBox[{x, a}, OwenT]は単射ではない:

のとき,TemplateBox[{x, a}, OwenT]は全射ではない:

のとき,TemplateBox[{x, a}, OwenT]は非負である:

OwenTは特異点も不連続点も持たない:

TemplateBox[{x, a}, OwenT]は,複素数上で について分枝切断線を持つ:

OwenTは凸でも凹でもない:

TraditionalFormによる表示:

微分  (4)

x についての一次導関数:

x についての高次導関数:

a=1.5のとき,x についての高次導関数をプロットする:

a についての一次導関数:

a についての高次導関数:

x=0.5のとき,a についての高次導関数をプロットする:

積分  (4)

Integrateを使って についての不定積分を計算する:

不定積分を確かめる:

についての不定積分を計算する:

不定積分を確認する:

定積分:

その他の積分例:

級数展開  (2)

Seriesを使ってテイラー(Taylor)展開を求める:

の周りの最初の3つの近似をプロットする:

生成点におけるテイラー展開:

関数の恒等式  (3)

TemplateBox[{x, a}, OwenT]が満足する についての常微分方程式:

TemplateBox[{x, a}, OwenT]が満足する についての常微分方程式:

TemplateBox[{x, a}, OwenT]が満足する偏微分方程式:

アプリケーション  (6)

複素 a 平面でOwenのT関数をプロットする:

SkewNormalDistributionの累積分布関数を計算する:

切断された辺の上で相関していない二変量正規分布の確率を計算する:

相関が の標準二変量正規分布が正三角形の内側に収まる確率はOwenTを使って表すことができる:

領域を生成して可視化する:

相関係数の特定の値について確率を評価する:

NProbabilityを使って直接確率を計算する:

OwenTを使って の標準BinormalDistribution確率を計算する:

数値的に評価する:

直接計算する:

歪正規確率変量の平均余命関数を計算する:

正規変量の極限ケース()を含むパラメータ のいくつかの値について平均余命関数をプロットする:

Wolfram Research (2010), OwenT, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/OwenT.html.

テキスト

Wolfram Research (2010), OwenT, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/OwenT.html.

CMS

Wolfram Language. 2010. "OwenT." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/OwenT.html.

APA

Wolfram Language. (2010). OwenT. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/OwenT.html

BibTeX

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