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True

真を与えるブール値のシンボルである．

予備知識

Trueは，ブール値の真を表す記号である．厳密に真であることを立証できる式はこの記号を返す．Trueを返すかもしれない式を検定するものの例には，Equal，Unequal，SameQ，UnsameQ，Less/Greater/等，Exists，およびResolveを通しての限定子消去が含まれる．「Q関数」（TrueQ，SameQ，UnsameQ等）は，常にTrueあるいはFalseを返すが，Qが付かない比較や等価判定の関数（ Equal，Unequal，Less，Greater等）は，確実に結論が出せない場合は未評価で戻される．条件がTrueであるかFalseであるかによって，異なる評価経路を取るように使える構文には，If，Which，Piecewiseが含まれる．
Trueの否定Not[True]は，Falseによって与えられる．TrueとFalseからなる領域は，Booleansで示される．
TrueQは，式が明示的にTrueである場合にはTrueを，それ以外の場合にはFalseを返すIfの特殊形である．

例題

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例 (4)

ブール式を評価する：

条件を使う：

構造特性をテストする：

数学特性をテストする：

特性と関係 (6)

ブール値の偽の記号：

ブール関数の真理値表：

Boole関数：

この等式は自動的には解かれない：

FullSimplifyを使って真理値を求める：

完全な量化表現：

Resolveを使って上記の真理値を求める：

Refineを使って，指定の仮定の下で式の真理値を求める：

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